|    今回はみなもと太郎「風雲児たち」の直筆原稿です。みなもと先生から直接提供頂いた逸品です。  現在連載中の作品の原稿処分しちゃって大丈夫か? という疑問をお持ちの方もいらっしゃるかと思いますが、そこら辺の事情を説明しながら原稿詳細を解説したいと思います。   
              
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 クリックして拡大 | 原稿No.1  B5サイズ原稿用紙(作画グループ名入り原稿用紙)  潮出版版「風雲児たち」で使用。  画面上は徳川秀忠の娘千姫(後の豊臣秀頼の正室)。画面下は徳川家康と秀忠。
 リイド社版単行本では2巻119ページに相当する。
  写植にヤケとノンブル位置にテープシミがありますが、他に大きな難はありません。  価格:50,000円  売切   |  
 
               
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 クリックして拡大 | 原稿No.2  B5サイズ原稿用紙(作画グループ名入り原稿用紙)  潮出版版「風雲児たち」で使用。  画面は徳川秀忠と背景奥に静(保科正之の生母)。切ない別れのシーンである。リイド社版単行本では2巻231ページに相当。
  写植にヤケとノンブル位置にテープシミがありますが、他に大きな難はありません。  価格:30,000円  売切   |   上記No.1とNo.2は、潮出版の「風雲児たち」の雑誌掲載と単行本において使用されたものです。ところがリイド社版の単行本を刊行しようとした際に、この2枚の原稿が行方不明となりました。しかたがないので新たに原稿を描き直し単行本を刊行しましたが、その後行方不明だった原稿が出てきました。そんなわけでこの原稿は同じものが2枚存在することになります。同じものが2枚あってもしかたがないので、今回潮版の方を販売するということになりました。
   
               
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 クリックして拡大 | 原稿No.3  B5サイズ原稿用紙(作画グループ名入り原稿用紙)  潮出版「風雲児たち」雑誌掲載時に使用。  一番上の黒い部分に「これまでのおはなし」と白抜きの写植指定があります。  関が原の合戦から土佐に山内一豊が乗り込むまでの話が描かれております。  写植指定用紙付き。  写植にヤケとノンブル位置にテープシミがありますが、他に大きな難はありません。  価格:20,000円  売切   |  
 
               
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 クリックして拡大 | 原稿No.4  B5サイズ原稿用紙(作画グループ名入り原稿用紙)  潮出版「風雲児たち」雑誌掲載時に使用。  No.3の続きで宇喜多秀家が八丈島へ流刑なる話から徳川家康が豊臣家の抹殺を検討するまでが描かれております。  写植にヤケとノンブル位置にテープシミがありますが、他に大きな難はありません。  価格:20,000円  売切   |   原稿No.3とNo.4は、粗筋の部分のため雑誌掲載時にのみ使用されました。つまり単行本には未収録の部分です。今後使用される機会がないため販売することとなりました。   
               
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 クリックして拡大 | 原稿No.5  B5サイズ原稿用紙  リイド社「風雲児たち 幕末編」単行本17巻206ページに使用。   写植、書き文字は入っておりません。  価格:10,000円  売切   |   原稿No.5だけ「風雲児 幕末編」となります。この原稿は実際使われたものですが、書き文字を加えるため念のため一度コピーが取られております。つまりコピーのほうが最終的に掲載原稿になったわけです。そんなわけで直筆原稿の方は不要になってしまったというわけです。  原稿にはすべて表側欄外にサイン入りです。  今回ここに上げた商品は、お客様の希望があればみなもと先生のサインを入れるサービスも行います。ご希望の方は、どこにサインを入れるか(裏面とか表欄外の位置とか)ご指示下さい。        |