特集2:あの人のこんな漫画
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 今回は「あの人のこんな漫画」と題して有名どころの漫画家さんのちょっと毛色の変わった漫画を特集してみました。店主の好みも多少混じったため、男性作家で劇画系の人が中心となっちゃいました。

 

−桑田次郎−

 まずはトップバッター桑田次郎。この方は「8マン」「エリート」「ウルトラセブン」「怪奇大作戦」から始まるSF物が有名です。 比較的原作付きの漫画が多い方です。この「カワリ大いに笑う」も原作:牛次郎。おや、同じ次郎さんだ(笑)
 最近では名を二郎とあらため「マンガで読む論語」などの啓蒙書関係をずいぶんと執筆されています。
 今回ご紹介するのは、とても珍しい桑田次郎の麻雀漫画!「地獄待ち」 タッチも劇画を意識してかずいぶんと違います。

−小島剛夕−

 剣豪漫画の大御所、小島剛夕。有名なところでは「子連れ狼」なんてのがありました。ちなみに私はこの方の名前をつい最近まで”ごうゆう”だと思い込んでいました。じつは”ごうせき”だったんですね(^^;。この方は貸本漫画時代から仕事をされてまして、たとえば「怪談濡れ髪草紙」のような時代物でかつ怪奇物なんてのもございます。
さて今回ご紹介するものは・・「橘カオル物語」。この人の現代物を初めて見ました。出版社とか背景はいわくありげだけど、とりあえずノーコメント(^^;

−永島慎二−

 「漫画家残酷物語」「フーテン」「柔道一直線」など青春挫折物?が多いですね。「愛と死の詩」もそんななかの一つ。最近は寡作で「旅人くん」や「リリィのブルース」などがあるくらい。ここで御紹介するのはちょっとレアな永島慎二の少女漫画「裏町のおてんば娘」。雑誌「少女」にお正月映画特集の附録として掲載されたものです。

 

−影丸譲也−

 「ワル」で名を馳せた影丸譲也。むかしは「死鍛冶」なんてのも描いてました。ついでにこんな物も「劇画トヨタ喜一郎」。

 

−日野日出志−

 最後にオマケ。怪奇漫画の巨匠日野日出志のパロディ漫画「銅羅衛門

 

東京都公安委員会許可第301020205392号 書籍商 代表者:藤下真潮