ホラー特集第3弾
好美のぼる
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第1弾 三田京子&松下哲也特集はこちら

第2弾 池川伸治特集はこちら

タイトル:少女カメレオン 著者:好美のぼる
出版社:曙出版 A5版 少女妖談シリーズ
出版年:不明 値段:\28,000 売切

 

ストーリー:
 毒ガスの仕込まれたオルゴール、病原菌をたっぷり吸い込んだ人形、恐ろしい病原菌が塗りこまれたケーキ。3人の少女たちから恐ろしいプレゼントを贈られた加奈子は、原因不明の死を遂げる。どれが原因で加奈子は死んだのか? 加奈子にかわいがられていたカメレオンは、加奈子の復讐のため

状態:
  ビニカバ貼付、奥見返しイタミ。小口ヤケ。並品。


飼い主の復讐を果たそうとするカメレオン少女。
いまでこそ爬虫類のペットは珍しくないが、当時としては画期的?

少女の墓前で涙を流すカメレオン。
本来なら涙を誘うシーンだけどチョット(^^;

 

タイトル:恐怖のブーツ 著者:好美のぼる
出版社:曙出版・文華書房 A5版 少女現代怪談5
出版年:不明 値段:\26,000 売切

 

ストーリー:
  4人の少女の謀略によって殺された理沙。理沙の怨念は愛用のブーツに乗り移りやがてブーツの持ち主となった、たか子の体を利用して、真犯人を追い詰めようとする。

 前掲の”少女カメレオン”にも言えるが、この当時の好美・曙版では、巻頭の8ページカラーを利用してストーリの前振りや概略の説明を行っている(おそらく貸本読者が店頭で本をセレクトしやすいようにするためにだと思われる)。ところがこのカラーページ部分と本文モノクロとの整合性が取れないとか辻褄が合わないことが良く見受けられる。実際本書もカラー部分と本体で辻褄が合っていない。これはカラー部分は製版に時間が掛かるため締め切りがモノクロ部分より先に来るため起きたことだと思われる。これは当時の貸本マンガが以下に短納期で作られたかを示す証拠でもあると思う。

状態:
 ビニカバ貼付、前見返しサケ。並品。


 

タイトル:人魂少女 著者:好美のぼる
出版社:東京漫画出版 A5版 少女スリラー
出版年:不明 値段:\26,000 売切

 

ストーリー:
 300年前の合戦により父母を殺された岩倉一族の姫百合の亡霊は、樹齢千年の杉の木に呪縛されていた。鳴り止まぬ杉の木の調査に来た大学教授の娘京子の体を借り受け、ついに仇敵景虎の末裔を根絶やしにするチャンスが訪れた。だが最後の末裔となる美春は、あまりにも健気で心優しい少女だった。
 

状態
 ビニカバ剥し、 小口少ヤケ、並〜並上


 

タイトル:妖怪令嬢 著者:好美のぼる
出版社:曙出版 B6版 少女現代怪談
出版年:不明 値段:\25,000 売切

 

ストーリー:
  鬼ごんとあだ名される冷徹な父を持つ夕起子は、ある日海岸から帰ってくるとまるで人格が変わってしまった。その日から権藤家には夜な夜な怪異な事件が起こり始める。それは、鬼ごんによって殺され獣魚となって再び蘇った高田ふみ子の復讐劇の始まりだった。

状態:
 ビニカバ貼付、内部少サケテープ補修、とじ糸。並下

 

ラブクラフトのクトゥール神話に出てくるダゴンを彷彿させる獣魚のデザイン。
なんかちょっとカワイイ(笑)

タイトル:怪談 化け蓑 著者:好美のぼる
出版社:東京漫画出版 B6版 少女スリラー
出版年:不明 値段:\24,000 売切

 

ストーリー:
  村はずれのあばら屋に住む母子は、傘も買う事が出来ずに雨の日には蓑を使う貧しい生活を送っていた。そんな母子を哀れんだのか不思議な蓑は、母子に幸運をもたらせようとする。しかし逆にそれが仇となり母子は、村人に盗みの疑いを掛けられついには心中へと追い込まれてしまう。浮かばれない母子の怨念は蓑に憑りつき・・・

 

状態:
 ビニカバ剥し、水シミがあるが他状態は良好。並


 

タイトル:鬼女 著者:好美のぼる
出版社:曙出版 B6版 少女妖談シリーズ
出版年:不明 値段:\24,000 売切

 

ストーリー:
 村中の戸口のお守りを取って来い。山のふもとで仙人のように暮らす老婆から、母親の病気を治す薬と引き換えに命令された咲子。だが実はその老婆は見るも恐ろしい夜叉鬼だった。鬼一族の復活を目論む

状態:
 ビニカバ貼付 小口ヤケ 並品


老婆の罰で口裂けにされてしまう咲子。

 

東京都公安委員会許可第301020205392号 書籍商 代表者:藤下真潮