神保町裏通り日記  
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4月26日(土)
天気(曇)
売上 ((T_T))
 

 うー今月は買い物が多すぎて収支悪化です(T_T)。やはり京都の買い物はきつかったなぁ。

 今週の新着目録です。今週は貸本漫画が主体です。目玉はやはり『怪談 6号』です。近年初期の一ケタ台はなかなか出てきません。藤咲のぼる(いばら美喜)名義の「宝石に手を出すな」と小島剛夕「呪眼」が掲載されております。
  もうひとつお勧めは『劇画No1 5号』です。いばら美喜「道ずれ」も良いのですが 関一彦「悪魔」が優れものです。悪魔のような風采の怪物に悪魔として平凡なサラリーマンが召喚されるという倒錯したアイディアが秀逸です。
 他に「夏子の酒」で有名な尾瀬あきらの昔のペンネームでの作品「ゆき」 。この頃の若木には現在も活躍中の作家が結構おります。

 次週も貸本漫画を中心の予定です。ネットではほとんど出てこない徳南晴一郎の3作品のほか、10冊程度を予定しています。お楽しみに。

 

4月19日(土)
天気(曇時々雨)
売上 (曇)
 

相変わらず週末になるとすっきりしない天気です。最近は売る量より買う量が多くて、お店の在庫がパニック状態です(^^;。せっかくこのあいだ少し片付けたのに〜(T_T)

 今週の新着目録です。新書系は前々回n京都の荷です。まだ4分の1も処理できていないです。あまり面白いところは残念ながらありあせん。次回は貸本が大分たまっているのでのっけたいと思います。

 今週になってようやく原画のコーナーを新設しました。とりあえず今週は菅野修氏の原画を掲載しました。店にはまだ色紙やイラスト原稿、80年代アダルト劇画原稿、貸本漫画原稿など掲載しきれないほど多量にあります。おちぼちと掲載して生きたいと思いますので、よろしくお願いいたします。

 

4月12日(土)
天気(雨)
売上 (大雨)

 

 ここ一ヶ月ほど毎週土曜日は雨に祟られております。テルテル坊主が必要かもしれません(T_T)。

 今週の新着目録にはサイン本を並べてみました。大島弓子のサインというのは、かなりレアなのですが、う〜ん、脱力感漂わせるサインです(^^;。大島さんてよほど顔を出すとかサインするの嫌いなんでしょうね。
 貸本とよぶには微妙なタイミングに出ている新書版ですが、山田美根子(ミネコ)と池上遼一が入荷しました(ここら辺は京都行脚の成果です(^_^))。山田美根子のヒロ書房版は全揃いを目指している方が多いのですが、近年はなかなか出難くなってきました。

 ヒロ書房で思い出したのですが、辰巳ヨシヒロ氏の実兄でご自身も漫画家であり、かつ東考社という出版社を経営されていた桜井昌一氏が先週亡くなられました。ご冥福をお祈りします。貸本時代を経験された方で鬼籍に入られる方が増えてまいりました。貸本に関する情報も今のうちに集めないと散逸する一方だと、しきりに思う今日この頃です。

 

4月5日(土)
天気(雨)
売上 (大雨)

 

 金曜日にお店を閉めて京都に行ってまいりました。全古書連大市という年に一回行われる組合主催の入札市です。さすが主催地が京都だけあって和本がぞろぞろと山のように積まれ、朝の10時から夕方の4時まで居て、それでも全部見きれませんでした。和本を何点かと漫画の束を死ぬ気で入札してきましたが、それでも落札しそうに感じないのは土地柄でしょうか。しかしながら夜行列車で行ったのはさすがに後悔しました。体中が痛いです(T_T)

 今週の新着目録は、う〜ん・・・もひとつレアなのが少ないです。永島慎一(永島慎二の初期ペンネーム)時代の少女マンガ『母のおもかげ』(その後永島慎二の作ではないことが判明)は、結構なプレミアム物なのですが残念ながら落丁ありです(T_T)。貸本には池川伸治と好美のぼるが入荷しました。話は脱線するのですが、池川の『肉面』の中途に自身のデビュー前後を語るコラムがありました。これによると池川は、牧かずまのアシスタントだったそうです。ついでに白土三平とも面識があったそうです。以前から牧かずまの周辺というのが気になっていたのだけど少しヒントが見えてきました。確証は全然ないのですが、牧かずまと赤松セツ子って夫婦じゃないのかなぁ?と考えています。だれかご存じないですか?

 来週はサイン本をまとめてアップします。ご期待下さい。

 

 

東京都公安委員会許可第301020205392号 書籍商 代表者:藤下真潮