神保町裏通り日記  
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2011年
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2月26日(土)
天気(晴)

 

 昨日はすごく暖かかったです。最高気温が20度超えた。今日の最高気温は10度なんで、温度差が10度もあります(^^;。

 今週の新着目録です。週刊マーガレットと同人誌が少しです。

 

 今回1965年〜69年にかけてですが、67,68年が多めです。内容的には格別解説が必要な部分は無いかな(^^;。

 

 1980年3月発行、新書館「回転木馬」創刊号です。一応新書館からの発行なので、商業誌になるのですが、内容的には限り無く同人誌です。そんなわけで目録的には一応同人誌として分類しました。作家で目立つのは鳥図明児と水記利古あたりです。店主は創刊号しか確認したことがないのですが、続刊は出たのでしょうか? どういう経緯で発行されたのかもよく分からない雑誌です。

 

 吾妻ひでおなんかも寄稿していたことで有名なバンパイアクラブの「鏡」です。1975年7月発行の4号で、この号には吾妻ひでおは残念ながら描いておりません。合同誌なんですが、全158ページ中、140ページ近くを石戸節子(真乃呼)「YOU」で占めております。ほとんど個人誌状態です。

 

 1978年12月発行「ふらいみ゜い」2号です。分かりにくいけどなぜか”み゜”のところが半濁点がつきです。発音不可能ですね。「冬牡丹」の”ましまくみこ”は、後にフェアレディで執筆する”真島久美子”と同じかただと思われますが、100%の確証はなしです。有名どころには内田美奈子がおりました。

 

 最後ははしもとさちこ個人誌「まぜごほん」です。1991年7月発行。タイトルの「まぜごほん」が示すように作者のいろいろな傾向の漫画がミックスされております。バランスが良い内容となっています。

 来週は少女フレンド、少女コミックの予定です。

 

 

2月19日(土)
天気(曇)

 

 暖かくなったかと思うと寒くなったりと忙しい天気です。インフルエンザとか相変わらず流行っているようです。古本屋を始めてからは、あまり風邪をひかなくなったのですが。やっぱりそれなりに気が張っているからなんでしょうか。よくわかりませんが。どうなんでしょう。

 今週の新着目録です。先週出し忘れた、別冊系なかよし他、りぼんと別冊マーガレットがちょっとだけ。それじゃあなんなんでイラスト集もちょこっとアップしました。

 まずは雑誌から。

 

 久しぶりに入荷。「別冊マーガレット1972年9月号」、美内すずえ「パンドラの秘密」前編掲載号です。

 こちらは「別冊マーガレット1973年4月号」。西谷祥子「わたしのカワイイ人」と忠津陽子「うわさの二人」の二つの単行本未収録が掲載。

 おつぎは別冊なかよしと増刊なかよし。こういった蔵関係の雑誌は、新人デビュー作が多いのでそれを調べるのが楽しいです。

  

 左は「別冊なかよし1974年6月号」、舟木こおデビュー作「2人は1人ルルとキム」。舟木こおって「プリンセス」とか「ボニータ」なんかの秋田書店のイメージが強いのですが、デビューは講談社だったんですね。右は「別冊なかよし1975年1月号」、たかなししずえデビュー作「桃太郎よりお星様へ」。

 

 こちらは「増刊なかよし1975年6月号」、峡塚のんデビュー作「悪魔くんに三つのおねがい」。

 お次はイラスト集。

 

 定番のキャンディキャンディイラスト集が入荷。2セット入荷したのでひとつはパート1とパート2のセット販売。もう1セットはバラですが、パート1のほうがポスター欠でちょっと残念です。

 お次は竹宮恵子「パセ・コンポゼ(過去完了形)」。1979年に駸々堂から出版されたものです。

 

 こちらは2008年に開催された「地球へ…」展に合わせて発行された「ただ一度の存在。」です。限定1000部、A5ハードカバー、箱入り、表紙黒布張りに銀箔押しによるイラスト入りと豪華な装丁です。うしろ見返しに著者のサインが入っております。

 

 左は、松崎明美「英雄夢語り(ヒーローファンタジー)」。サンリオのコミックシリーズですが、シリーズの中では一番見ないイラスト集です。右は吾妻ひでおイラスト集「ミャアちゃんラブワールド」。イラスト集と銘打っていますが、頭のほうが「ミャアちゃん官能写真集パート3」で後半は「スクラップ学園」(マンガ)という構成になっています。

 次回はまた雑誌が溜まってしまったので、雑誌の予定です。またまた古いマーガレットとフレンドと少コミが入荷してます。次回どれをアップするかはまだ未定です。

 明日は中央市会大市が開催されます。何かいいもの買えるでしょうか。

 

 

2月12日(土)
天気(雪/雨)

 

 珍しく都心部で雪がチラついております。雪と言っても日中は雨混じりで、地面にもほとんど積もってはいない状態ですが。でもまあ寒さの方は大分厳しいです。

 今週の新着目録です。先週作業残した別冊系なかよしは、作業やり忘れてしまいました(^^;。そんなわけで今週は週刊マーガレットのみです。古い方は1964年代、新しい方は1975年代です。古い順に適当にご紹介。

 

 週刊マーガレット1964年50,51合併号。わたなべまさこ「おはよう マコです!」。よく考えたらわたなべまさこの日本が舞台の普通の現代ものというのはかなり珍しい題材かもしれない。そういうわけでわたなべまさこの描いたセーラー服というのも実は珍しいかも。

 

 週刊マーガレット1965年40号。鈴原研一郎「悪魔のロザリオ」第1回目掲載。

 

 週刊マーガレット1966年49号。古賀新一「まだらの毒ぐも」第1回掲載。店主は当時まだ幼稚園児で、近所のおねえさんのところに、マーガレットとフレンドを読みに行っておりました。特に少女漫画が好きというわけではなく、当時は漫画ならば何でも良かったのです。ほとんど記憶が欠落しているのですが、古賀新一と楳図かずおの恐怖漫画系だけは強烈に記憶が残っています。年代的に考えると、恐らく私が一っ版昔の読んだ少女漫画は、この古賀新一「まだらの毒ぐも」が載った週刊マーガレットということになるようです。

 

 週刊マーガレット1967年13号。わたなべまさこ「鳩のくる302号室」読切掲載。

 

 週刊マーガレット1974年12号。この号で池田理代子「おにいさまへ…」新連載が始まりますが、同時に志賀公江「ビーナスへの道」が最終回になります。また私事なんですが、この当時店主はまだ中学生で、蓄膿症の治療に耳鼻科に通っておりました。その耳鼻科の待合室にマーガレットが置いてありました。なぜかこの志賀公江の「ビーナスへの道」が非常に気に入ってしまい、周りの目を気にしうつつ通院のたびに待合室で読んでおりました。結局この作品は単行本化されなかったため、再度読み直すためには実に永い時間がかかりました。こんな商売やってても単行本未収録の連載作品を全部読むのはなかなか難しいことです。探し始めてから苦節10ウン年ようやく「ビーナスへの道」を最後まで読み終わることができました。

 

 最後は週刊マーガレット1975年52号。この号の池田理代子の連載は「オルフェウスの窓」ですが、ベルばらが大ブームになっていて、付いているピンナップやポスターは「ベルサイユのばら」という感じでした。全プレもベルばらカレンダーでした。

 来週も雑誌ですが、何になるかはちょっと未定です。

 

 

 

2月5日(土)
天気(曇)

 

 少し寒さもおさまってきたような気がします。でもまだまだ寒いですが。

 今週の新着目録です。雑誌「なかよし」オンリーです。1956年〜1996年までと随分と新旧の差があります。今回は古いところを中心に解説。

 

 まずはなかよし1956年9月号。創刊してまだ2年も立っていない頃です。まだ絵物語が中心で、目立ったマンガ家といえば手塚治虫しかいないような感じです。右上はこの当時の挿絵画家の最右翼、勝山ひろし画「コスモスのうた」。下は手塚治虫「虹のとりで」。

 

 

 

 こちらは1958年12月号。この時期になってきますと漫画も大分バラエティにとんできます。右上、遠藤政治「だれかよんでる」。左下、谷川一彦「海はしってる」。右下、石森章太郎「キキちゃん」。ちなみに「海はしってる」は、この回が最終回です。連載開始は1958年1月号のはずですが、何話存在するのかいまだによく分かりません。私はこれを含めて3話分しか読んでいないので、いまだに全体像が分かりません(^^;

 

 

 

 1962年3月号です。右上、赤松セツ子「しあわせの星」。左下、手塚治虫「ヨッコちゃんがきたよ!」。右下、村野守美「まぼろしチャオ」。

 

 

 1967年2月号です。ココらへんから「なかよし」としての特徴が濃くなってきたような感じがします。ただし売る上げ的には「りぼん」の方が強かったのか、あまり古書で出てきません。右上は、松尾美保子「ガラスのバレーシューズ」。左下、牧美也子「花のコーラス」。右下、楳図かずお「ロマンスの薬あげます!」

 

 

 

 1968年5月号です。相変わらず松尾美保子は巻頭カラーで人気が伺えます。右上、松尾美保子「ゆめのバレリーナ」。左下、松本零士「赤いレインシューズ」は絵物語です。右下、こちらも絵物語水野英子バレエ名作劇場「ジゼル」。

 あとは1970年代に突入しますので目録の方でどうぞ。今回は1980年代が多めです。

 来週はちょっと今回間に合わなかった別冊系なかよしと週刊マーガレットの予定です。

 

 

 

東京都公安委員会許可第301020205392号 書籍商 代表者:藤下真潮