神保町裏通り日記 
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2012年
2月4日(土)
天気(晴)

 

 日本海側は豪雪のようです。店主の生まれは静岡なんであまり雪の経験はないです。朝、眼を覚ましたら1mも雪が積もっているという風景はウンザリするのかワクワクするのかどっちなんでしょう。その後の作業を考えればやっぱりウンザリですかね。

 今週の新着目録です。週刊マーガレット新規が32冊です。

 今回画像は新連載と読みきり中心にスキャンしてみました。逆にちょっと偏ってるかも知れない。年代順になんとなく紹介。

 

 今回一番古い週刊マーガレット1964年47号。松本あきら・牧美也子「わたしのエル」が最終回。

 

 

 週刊マーガレット1965年43号掲載、峯岸ひろみ「ロンダのほほえみ」。峯岸ひろみのデビュー作って今まで把握できていませんでしたが、どうやらこの「ロンダのほほえみ」がデビュー作のようです。個人的にはレディースとか青年誌の方という思い込みがあるので少女漫画家としては印象弱いです。でもまさかJUNEの神崎春子と同一人物とはかなり後になるまで気が付きませんでした。

 

 1966年1号、吉田竜夫「宇宙エース」新連載。テレビの放映開始は1965年5月頃なんで、何だか中途半端に連載が始まります。少女漫画雑誌ではさすがにあんまり受けなかったか10回くらいで連載終了しちゃいます。

 

 1966年6号、益子かつみ「くらやみの手」。著者にしては珍しいスリラーと云うかホラー作品。店主が見た益子かつみの絵の中でこれが一番濃いですね。

 この調子で書いているといつまでたっても書き終わらないので、以下は新連載の扉絵を適当にピックアップ。

 

 左は1966年9号、西谷祥子「白ばら物語」。右は1966年16号、水野英子「赤毛のスカーレット」。

 

 左は1966年30号、古賀新一「白へびの恐怖」。右は1966年50号、花村えい子「霧のなかの少女」。ちょっと大人っぽい話で、1975年になって「家庭の秘密」というタイトルでドラマ化されたようです。店主はちょっと観てませんが(^^;

 

 左は1967年23号、西たけろう「すすり泣く化石」。右は1967年49号、藤原栄子「ゴーゴー10代!」。

 

 左は1968年24号、あべたかこ「花の季節に」。あべたかこって単行本見たことありません…。確実なことはいえませんが単行本が存在しないかも。右は1968年41号、金井しげ子「美紀は生きる」。そういえば金井しげ子の単行本も見たことがない(^^;。

 最後はデビュー作をちょっと。

 

 左は1970年2/3合併号、松崎あけみ(まつざきあけみ)「リリー」です。男の子がちょっと松本零士風です。絵柄がちょこちょこ変わる方ですが、初期から絵はすごく上手いですね。右は1983年44号、堀内三佳「ないしょのバンドマン」。近年になって「夫すごろく」なんかでヒットした方です。

 雑誌以外は1点だけ。巴里夫復刻シリーズ14「ゆうやけ広場」です。

 次回は4月初旬頃に「つるは○○ムシ」が刊行予定です。こちらもまたよろしくお願いいたします。

 今月の日記から付き単位のファイル分割をやめてみます。一応年間通しで1ファイル構成にしてみます。ただしあまりにファイルが重くなるようでしたら、再度見直すかも知れません。

 明日はコミティア99に行ってまいります。それではまた来週。

 

 

 

2012年
1月28日(土)
天気(晴)

 

 

 今年はほんとうに寒いですね。血圧も上がりそうな寒さです。

 今週の新着目録です。週刊マーガレットの売切補充が1965年〜1973年にかけて28冊。新規は1983年のものが6冊です。それ以外は付録マンガになります。

 マーガレットは売切補充が主体なんであんまり解説することもありません。でもまあ1冊だけちょっと。

 

 週刊マーガレット1966年11月27日号です。古賀新一「まだらの毒ぐも」新連載です。店主は当時5歳の幼稚園児でした。記憶に残っている最初の少女マンガが、この「まだらの毒ぐも」です。一番最初に読んだ少女マンガかどうかは判断できませんが、一応記憶に残っている最古の少女マンガ作品としては、この「まだらの毒ぐも」だったと思われます。ちなみに読んだのは3軒隣のおねーさんのとこでした。他の作品も読んでるはずですが、「まだらの毒ぐも」以外の記憶は全く残っておりません。やっぱり怖い漫画というのは印象強いのでしょうね。

 左は光文社少女の付録で牧美也子「姉妹ふたり」です。表紙にハゲがあるので発行年が不明ですが、最終回が掲載されているので、恐らく1963年3月号と思われます。併載は今村洋子「チャコちゃんの日記」です。

 

 講談社少女クラブ付録、細川知栄子「母の名よべば」3冊です。左上1960年10月号、右上1961年4月号、下1961年6月号です。ちょっとイタミとかありです。

 次は小学館の学年誌付録です。

 小学二年生1966年2月号付録、赤松節子「ふしぎな火うち石」です。64ページの読み切り作品です。

 小学三年生1967年12月号付録、松尾美保子「赤いくつ」です。23ページの読み切り作品です。他に「バレエじてん」とか「マンガクイズ」とか「オバケのQ太郎」とかも併載です。

 小学三年生1969年1月号付録、北島洋子「雪に消えた少女」。表題作は23ページ読切。他に「マリーナのひみつ」32ページ読切と「人魚ひめ」22ページ読切、更に赤塚不二夫「おそ松くん」が併載です。

 最後はアニメージュ1984年9月号付録、「とんがり帽子のメモル」紙芝居です。紙芝居といってもはがきサイズの小さなものです。今回は未開封品です。

 来週は週刊マーガレットの新規ものです。1964年くらいから30冊程度のアップになると思います。

 それから巴里夫復刻シリーズ「ゆうやけ広場」が販売可能になるかと思われます。詳細は来週アップいたします。

 よろしくお願いいたします。

 

 

 

2012年
1月21日(土)
天気(雨)

 

 久しぶりの雨です。乾燥しなくなるのはよいのですが、ますます寒いですね。

 今週の新着目録です。紙芝居オンリーです。

 今回は5タイトルですが、話数が多いものがあるので、全部で69話分あります。簡単にですがタイトルごとに内容紹介したいと思います。

 まずは、「地獄の使者」。24話と25話の2話分です。貸元はひかり社。ひかり社は東京都台東区山伏町(現在の台東区北上野)にあった貸元です。代表者は勝山眞と刻印にあります。作画は鯨井孝一。着色は正木じゅん。

 舞台は幕末の京都。地獄の使者(画像2枚目、3枚目)の正体を暴こうと新吉(画像1枚目)は手下の松公に地獄の使者の住処と思われる場所を見張らせます。松公の命をかけた活躍によりついに地獄の使者の正体が易者白雲堂と判明した。新吉は新選組近藤勇のもとへ証拠の品を持参。新選組は東町奉行所とともに白雲堂の住処を取り囲んだ。地獄の使者をついに捉えることができるのか。果たして!

 次からは関東オール画劇社のものが続きます。関東オール画劇社は、埼玉県浦和市白幡(現在のさいたま市南区白幡)にあった貸元です。

 「神変大天狗 (白鬼面の巻)」1話〜5話までの5話分です。作画は”精雲”としか記されておりません。

 

 当時江戸の町では白鬼面(画像2枚目)と呼ばれる怪人が大店の娘をさらっては身代金を要求する事件が頻発していた。今日もまた両替商近江屋の娘お菊(画像2枚目)がさらわれる事件が発生した。
 丁度その現場に出くわした、少年目明し燕の仙太(画像3枚目)と子分のヒョロ松(画像4枚目)は白鬼面を追い、猿楽寺という怪しい寺にたどり着いた。だがその寺には鉄玄(画像5枚目)とよばれる見るも怪しげな怪僧によって守られていた。燕の仙太は見事お菊たちを助けだすことができるのか。果たして!

 お次は人情物。「月夜舟唄」1〜20話で完結しておりますが、11話・12話目が欠で18話分となります。作画は小嶋舟作です。

 京子のお父さんは漁師です。ある日舟が嵐で難破してお父さんは行方不明になってしまいました。残されたのは身体の弱いお母さんと自分だけです。京子は毎日毎日、お父さんの無事をお稲荷さんにお祈りしていました。
 そんな京子の家に高利貸しの六造が訪れます。金を返せなければ娘の京子を奉公に出せと連れていかれそうになります。お稲荷様の霊験により難を逃れた京子ですが、お父さんはなかなか帰って来ません。
 ある日浜辺にお父さんからの手紙が入った瓶が流れ着きます。お父さんは無人島にたどり着いていたのです。京子は居ても立ってもいられず親切な三造おじさんと一緒にお父さんを探すために舟に乗ります。
 ところが京子がのったその舟も嵐で遭難してしまいます。京子も名もない島に流れ着きますが、そこで京子を助けてくれたのは、なんと海賊の一味でした。京子はふたたびお父さんに会えるのでしょうか。果たして!

 お次は「母よぶ声」。人情物の要素とミステリー物の要素が組み合わさったような作品です。全38巻ですが、17話〜38話の22話分しかありません。作:ふじのぼる、線:金みつる、彩:小舟重作です。

 大村一夫、一枝(画像1枚目)親子の後妻雪子(画像2枚目)は、大村家の財産を狙おうとする心の冷たい女だった。雪子の弟友次(画像3枚目右)と芳造(画像3枚目左)もまた、大村家の財産を奪おうと一枝を拉致し病院に閉じ込めようと画策する。からくも病院から脱出した一枝だが、ふたたび悪人の仲間により閉じ込められてしまう。勝太郎少年(6枚目画像)の八面六臂の大活躍により悪人から助けだされた一枝だが、やがて一絵の持つオルゴールに重大な秘密が隠されていることが判明する。
 オルゴールに隠された秘密とは何か。一枝親子に再び平穏な日々は訪れるのか。はたして!

 今回個人的にはこの「母よぶ声」は一番のお気に入りです。

 最後はやはり人情物、「新佐渡エレジー」です。全22話完品です(18話に1枚だけ欠あり)。作:獅子田正、画:沼津光です。

 

 ある日、とある工場の工場長の娘とみ子と工場長のもとに出入りしていたアンマのとよさんの孫娘夏子の二人の少女が誘拐された。身代金として要求されたのは工場で支払われる従業員への給料であった。ところが身代金の受け渡しに失敗。誘拐犯によって海に投げ捨てられそうになった二人は、あやうく誘拐犯の一味である時子によって救われるが、そのままサーカスの一座へと売られてしまいます。
 警察の必死な捜査により犯人一味は捕まり、工場長の娘とみ子は救い出されるが、もう一人の夏子はピエロの男に連れ出され、旅芸人の一座へと身を落とすことになる。夏子に会えない辛さに母春子は気が触れてしまう。
 一方歌手”とがね島子”としてデビューした夏子は、ドサ回りを続けながらもやがてテレビに出演するほどの売れっ子になる。夏子と母春子は再び会える日が来るのでしょうか。果たして!

 各説明文の最後の”果たして!”というのは、紙芝居の最後の定番煽り文句でした。店主は子供の頃(1960年代後半)に近所の公園で紙芝居を見ていた記憶があります。お菓子のことばかり覚えていて、あまり演目の内容は覚えていませんが(^^;、懐かしい時代のものです。

 今回割かし揃っているものが多く、散逸させるのもしのびないので、なるべくセットで購入していただけるお客様を優先いたします。セットでご購入のお客様には多少割引も致します。よろしくお願いいたします。

 来週はそろそろ雑誌に取り掛かります。まずは週刊マーガレット。とりあえず売り切れ補充から始めたいと思います。

 それでは、また(^^)/~~~。

 

 

 

2012年
1月14日(土)
天気(曇)

 

 

 寒い日が続きます。

 新年開けてからやたらと買取依頼が増えております。紙芝居、少女マンガ雑誌、貸本、雑誌付録など様々なものが持ち込まれます。あんまり度重なるので手元現金がみるみるうちになくなるなくなる(^^;。現在買取貧乏状態です。

 先週アップした宇宙の傑作機ですが、店主も驚くあっという間のスピードで売れて行きました。これを書いている時点で「長征二号」「SOYUZ」共に残り1部です。連休明けの火曜日には35通の発送を処理しました。これは当店の一日の発送処理数最高記録となります。発送処理能力が如何に貧弱か物語りますね(^^;。

 そんな訳で今週の新着目録です。

 まずは竹本みつる「末っ子物語」です。若木書房名作漫画総集ブック16です。表題作はりぼん1965年11月号〜66年1月号までに掲載された同名の作品です。表題作以外に「ふたりの星空」と「あしたは青空」を収録しております。

 こちらは浦野千賀子「泣かないでビンゴ」。笠倉出版SAKURAコミックスです。表題作は週刊マーガレット1974年48号掲載の「ビンゴ泣かないで!」を改題したもの。作者お得意の動物との交流ものです。表題作「泣かないでビンゴ」はゾウで、他の収録作「白いたて髪の叫び」はオオカミ。「白い十字架のジョニー」は馬。「ロックを撃たないで」はヒグマ。全4編ともに動物ものです。

 

 こちらの2冊はちょっとコンディションが悪いのでご注意を。左は神奈幸子「恋に恋しちゃった」。旧KCフレンド553番です。右は巴里夫「ニックネーム オール3」です。コンディションは目録の方でご確認を。

 

 松本るいのティーンコミックスデラックスが2冊。左が「初音笛」。右が「恋の変身一刀流」。どちらも少女フレンド系の雑誌で掲載された短編が収録もの。

 

 最後は、あべゆりこ「わんころべえ」です。左の画像が今回の目録にアップした「わんころべえ」です。発行は1993年4月の初版です。右の画像は以前から目録アップしている「わんころべえ」です。発行は1980年9月の初版です。どちらも通巻表記はありません。単なる装丁替えのように見えますが実は内容が違います。実に困ったもんです。

 因みに「わんころべえ」は1976年1月号の「なかよし」から連載が始まり、現在も連載続行中です。実に36年も連載が続いているわけです。少女マンガでは最長連載ではないでしょうか。すごい!

 今週はこんな所です〜。来週は紙芝居あたりを処理したいな〜と。他にも週刊マーガレットとか付録とか段々見処理の商品が積み上がってきています。がんばらなきゃ!

 

 

2012年
1月7日(土)
天気(晴)

 

 新年明けましておめでとうございます。旧年中は皆様方に大変お世話になりました。当店は今年で開業10周年となります。これからも色々と魅力ある商品を提供していきたいと考えております。本年もまたよろしくお願いいたしますm(_ _)m。

 新年最初の目録更新は、毎年恒例風虎通信の「宇宙の傑作機」シリーズです。すいません今週はこれだけの目録更新となります(^^;。

 

 まずは左側、宇宙の傑作機No.17「長征二号」。一応タイトルは「長征二号」となっておりますが、内容的には中国宇宙開発の初期(東風)から長征シリーズ、そして神舟まで網羅されております。いつものA5判で92ページあります。
 右側は「SOYUZ FLIGHT LOG 1967−2011」。1967年から2011年までのソユーズの全打ち上げ記録が網羅されております。少し大きめのB5判で152ページもあります。すげー力作です。

 こちらは2冊セットで「ロシア宇宙紀行」と「ロシア宇宙施設写真集」です。内容的にはロシアの宇宙関連施設への旅行記です。訪問先はコロリョフの家博物館・宇宙飛行士記念博物館・ガガーリンの家博物館・宇宙飛行士博物館・ゴーリキー公園のブラン・星の街・ガガーリン訓練センター・ツィオルコフスキー記念航空宇宙学歴史博物館・ツープ飛行管制センター等です。私もヒマとお金があれば行ってみたいところです。

 最後は年末の大掃除でなぜか出てきた

 「プロトンロケット」です。本当にちょっとだけなんで前回買い逃した方は是非どうぞ。

 来週はまた少女漫画雑誌に戻る予定です。それでは本年もまた宜しくお願いいたします。

 

 

 

東京都公安委員会許可第301020205392号 書籍商 代表者:藤下真潮