久しぶりの雨です。乾燥しなくなるのはよいのですが、ますます寒いですね。
今週の新着目録です。紙芝居オンリーです。
今回は5タイトルですが、話数が多いものがあるので、全部で69話分あります。簡単にですがタイトルごとに内容紹介したいと思います。
まずは、「地獄の使者」。24話と25話の2話分です。貸元はひかり社。ひかり社は東京都台東区山伏町(現在の台東区北上野)にあった貸元です。代表者は勝山眞と刻印にあります。作画は鯨井孝一。着色は正木じゅん。




舞台は幕末の京都。地獄の使者(画像2枚目、3枚目)の正体を暴こうと新吉(画像1枚目)は手下の松公に地獄の使者の住処と思われる場所を見張らせます。松公の命をかけた活躍によりついに地獄の使者の正体が易者白雲堂と判明した。新吉は新選組近藤勇のもとへ証拠の品を持参。新選組は東町奉行所とともに白雲堂の住処を取り囲んだ。地獄の使者をついに捉えることができるのか。果たして!
次からは関東オール画劇社のものが続きます。関東オール画劇社は、埼玉県浦和市白幡(現在のさいたま市南区白幡)にあった貸元です。
「神変大天狗 (白鬼面の巻)」1話〜5話までの5話分です。作画は”精雲”としか記されておりません。





当時江戸の町では白鬼面(画像2枚目)と呼ばれる怪人が大店の娘をさらっては身代金を要求する事件が頻発していた。今日もまた両替商近江屋の娘お菊(画像2枚目)がさらわれる事件が発生した。
丁度その現場に出くわした、少年目明し燕の仙太(画像3枚目)と子分のヒョロ松(画像4枚目)は白鬼面を追い、猿楽寺という怪しい寺にたどり着いた。だがその寺には鉄玄(画像5枚目)とよばれる見るも怪しげな怪僧によって守られていた。燕の仙太は見事お菊たちを助けだすことができるのか。果たして!
お次は人情物。「月夜舟唄」1〜20話で完結しておりますが、11話・12話目が欠で18話分となります。作画は小嶋舟作です。






京子のお父さんは漁師です。ある日舟が嵐で難破してお父さんは行方不明になってしまいました。残されたのは身体の弱いお母さんと自分だけです。京子は毎日毎日、お父さんの無事をお稲荷さんにお祈りしていました。
そんな京子の家に高利貸しの六造が訪れます。金を返せなければ娘の京子を奉公に出せと連れていかれそうになります。お稲荷様の霊験により難を逃れた京子ですが、お父さんはなかなか帰って来ません。
ある日浜辺にお父さんからの手紙が入った瓶が流れ着きます。お父さんは無人島にたどり着いていたのです。京子は居ても立ってもいられず親切な三造おじさんと一緒にお父さんを探すために舟に乗ります。
ところが京子がのったその舟も嵐で遭難してしまいます。京子も名もない島に流れ着きますが、そこで京子を助けてくれたのは、なんと海賊の一味でした。京子はふたたびお父さんに会えるのでしょうか。果たして!
お次は「母よぶ声」。人情物の要素とミステリー物の要素が組み合わさったような作品です。全38巻ですが、17話〜38話の22話分しかありません。作:ふじのぼる、線:金みつる、彩:小舟重作です。






大村一夫、一枝(画像1枚目)親子の後妻雪子(画像2枚目)は、大村家の財産を狙おうとする心の冷たい女だった。雪子の弟友次(画像3枚目右)と芳造(画像3枚目左)もまた、大村家の財産を奪おうと一枝を拉致し病院に閉じ込めようと画策する。からくも病院から脱出した一枝だが、ふたたび悪人の仲間により閉じ込められてしまう。勝太郎少年(6枚目画像)の八面六臂の大活躍により悪人から助けだされた一枝だが、やがて一絵の持つオルゴールに重大な秘密が隠されていることが判明する。
オルゴールに隠された秘密とは何か。一枝親子に再び平穏な日々は訪れるのか。はたして!
今回個人的にはこの「母よぶ声」は一番のお気に入りです。
最後はやはり人情物、「新佐渡エレジー」です。全22話完品です(18話に1枚だけ欠あり)。作:獅子田正、画:沼津光です。







ある日、とある工場の工場長の娘とみ子と工場長のもとに出入りしていたアンマのとよさんの孫娘夏子の二人の少女が誘拐された。身代金として要求されたのは工場で支払われる従業員への給料であった。ところが身代金の受け渡しに失敗。誘拐犯によって海に投げ捨てられそうになった二人は、あやうく誘拐犯の一味である時子によって救われるが、そのままサーカスの一座へと売られてしまいます。
警察の必死な捜査により犯人一味は捕まり、工場長の娘とみ子は救い出されるが、もう一人の夏子はピエロの男に連れ出され、旅芸人の一座へと身を落とすことになる。夏子に会えない辛さに母春子は気が触れてしまう。
一方歌手”とがね島子”としてデビューした夏子は、ドサ回りを続けながらもやがてテレビに出演するほどの売れっ子になる。夏子と母春子は再び会える日が来るのでしょうか。果たして!
各説明文の最後の”果たして!”というのは、紙芝居の最後の定番煽り文句でした。店主は子供の頃(1960年代後半)に近所の公園で紙芝居を見ていた記憶があります。お菓子のことばかり覚えていて、あまり演目の内容は覚えていませんが(^^;、懐かしい時代のものです。
今回割かし揃っているものが多く、散逸させるのもしのびないので、なるべくセットで購入していただけるお客様を優先いたします。セットでご購入のお客様には多少割引も致します。よろしくお願いいたします。
来週はそろそろ雑誌に取り掛かります。まずは週刊マーガレット。とりあえず売り切れ補充から始めたいと思います。
それでは、また(^^)/~~~。