めっきり気温も下がり、2022年も残り僅かになりました。
今週の新着目録です。紙芝居25点です。昭和30年代前半に作られた街頭紙芝居です。街頭紙芝居の概要については以前書いた文章を参考にしてください。
制作は画劇文化社です。画劇文化社は「ハカバキタロー」の原作者で有名な伊藤正美が居たことでも知られる街頭紙芝居貸元です。今回のものはタイトルが『ひょうたん萬平』、仮線:幸朗、彩色:五郎です。検閲印から昭和30年ころの作品と推定されます。
タイトルは「ひょうたん萬平」。1話から43話、途中抜けあり。各話11枚(1点だけ10枚)、各話ごとのバラ売りとなります。
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主人公ひょうたん萬平は、身長1メートル足らずの小柄な少年です。大刀を背に負い呪文で大きくなったり空を飛ぶ不思議なひょうたんを携え、諸国漫遊の旅に出ております。
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嵐の晩、とある村でガガーングという1つ目の巨人(サイクロプスみたい)が現れて牛馬を食い殺していきます。
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襲われる村人を助けようと萬平は巨大化したひょうたんに跨がり怪物の元へさっそうと。しかし巨大な怪物に捕まりあわやの展開。
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萬平くん、怪物の口にひょうたんが咥えこまれたのを見ると呪文で空気を送り込む。怪物の腹は風船のように膨れ上がりやがて爆発! 見事怪物を退治して村人、役人ともども大喜び(^^)
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次に現れたのが妖怪こうもり婆あ。民家から子供をさらい巣へと運び込まれた。我らが萬平くん、さっそうとひょうたんに跨がりこうもり婆あを撃退し、子供を連れ戻すが…。
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こうもり婆あは手下をつれて再襲撃。しかし迎え撃つ萬平くんはこうもり婆あの羽を一刀両断し無事撃退(^^)
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お次は大狸(狸猿)! 仲間とともに乗り込むが、子狸たちが現れ、大狸は骸骨の化け物へと変身。
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萬平くんは子狸も大狸も無事に打ち取り、お礼のまんじゅうを15個もぱくつきご満悦(^^)
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萬平くん浅間山の火口付近を飛んでいると何やら大騒ぎ。怪物アンギスが出現した。さっそうと駆けつけ立ち向かうもアンギスの皮膚は岩のように硬く大刀が刃こぼれしてしまう。さて萬平くんの運命は如何に(^o^)丿
来週も紙芝居かな(^_^;)
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