神保町裏通り日記 
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2013年
6月29日(土)
天気(晴)

 

 

 いつの間にか上期末ですね。もう半年たった。

 上期最後の新着目録です。今週はアニメ関係の資料のみで、普通のマンガとかは一切無しです。

 今週の一押しは「風の谷のナウシカ」の作画資料です。キャラクタ設定資料とか

 蟲関係の設定資料とか

 メカ、銃器関係の資料とかが主体です。

 意外と見てて面白いのが作画時の注意事項の回覧です。読んでいてふーんなるほどなあ思います。

 彩色前のセルですが7枚+アルファもあります。今回は全部セットとなります。

 

 こちらはドラえもん。映画「ドラえもん のび太の海底鬼岩城」のキャラクタ設定表。

 こちらは作画原画。2種類あります。おまけに「プロゴルファー猿」の原画も少し。

 

 アニメ「ときめきトゥナイト」。28、29話用のキャラクタ設定表と話数不明の原画のセット。

 こちらは吾妻ひでお原作の「シャンキャット」のキャラクタ設定表。このアニメはいろいろな理由から没になってしまったそうです。ちょっと残念。ところでこの企画書の表紙に78年4月22日の日付が入っているのですが、マンガ版「シャンキャット」の掲載は週刊少年チャンピオン1979年10〜14号。マンガ版より先にアニメの企画があったということなんでしょうか。そこらへんはちょっと不明。

 1983年に放映された、「アルプス物語 わたしのアンネット」のキャラクタ設定表。上部に「雪のたから」と記載がありますが、これはパトリシア・M・セントジョンの原作のタイトルが『雪のたから』(Treasures of the Snow)だからです。

 サンリオ制作のアニメ「夢の星のボタンノーズ」。1985年放映ですが、店主は全然知らない(^^ゞ。

 こちらは横山隆一原作のアニメ「フクちゃん」のキャラクタ設定表。「フクちゃん」は朝日新聞に昭和11年から1971年まで連載された(当初フクちゃんは脇役だった)新聞マンガ作品。アニメは1982年に放映開始された。店主は一度も見たことないです(^^ゞ

 アニメ「魔法のプリンセス ミンキーモモ」の原画。結構良いシーンなんだけど、1枚しかありません(^^ゞ。

 今週はこんなところで。来週はまだなんも考えていません(^^ゞ。

 

 

 

 

 

2013年
6月22日(土)
天気(晴)

 

 

 先週は日記のアップし忘れで、大変失礼しました。3日も気が付かなかったというのも我ながらどうかと思われます。すでに夏バテか(^^ゞ。

 今週は週刊少女フレンドです。あまり古いところではなくて申し訳ないです。1974年〜1976年にかけてのものです。

 

 75年くらいにかけて表紙の雰囲気も変わってきます。70年代前半はアイドルの写真とか使うケースが多いのですが、後半になるとほとんどイラストの表紙になります。

 ところで1974年の週刊少女フレンドですが、実は30号までしか発行されませんでした。それはなぜかというと1974年3月20日号(12号)から、発行が週刊ではなくて月2回発行に変更されたからです。

 こちらが月2回発行となった最初の週刊少女フレンド1974年3月20日号の表紙です。月2回発行になってからも”週刊”と銘打たれておりましたが、ちょっと看板に偽りありですね。当時週刊の少女雑誌は、ほかに「週刊少女コミック」と「週刊マーガレット」の計3誌がありました。現在のところ3誌とも週刊発行ではなくなっておりますが、最初に収監雑誌を出したのが「週刊少女フレンド」ならば、最初に週刊発行をやめたのも「週刊少女フレンド」でした。週刊をやめた理由は多分に売れ行きの問題だったと思われます。まあ他にも理由はあったのかもしれませんが、今となっては正確なところは確かめにくいほど、昔の話になってしまいました。

 今週は雑誌以外は1点だけです。

 

 井上智「悪魔の落とし子」です。中村書店から1958年に発行されたものの復刻版です。巻頭のカラー16ページもきちんと再現された丁寧な作りです。これで税込1,050円はかなりリーズナブルなお値段です。表題作は、わずか8歳の少女リリーが連続殺人を実行するというお話。後年のわたなべまさこ「聖ロザリンド」を彷彿させるお話です。というか、解説にもありますが、この井上智「悪魔の落とし子」は、ウィリアム・マーチ「悪い種子」(1954年出版)を下敷きにしております。そして恐らく、わたなべまさこ「聖ロザリンド」も「悪い種子」を下敷きに書かれた作品です。いわば兄妹みたいなものですね。「聖ロザリンド」は、正続合わせて30人くらい殺害されて被害者数で圧倒されますが、「悪魔の落とし子」は、ラストの救いのなさで圧倒されるかもしれません。そんなわけでこの「悪魔の落とし子」は、「聖ロザリンド」と読み比べてみると面白さ10倍くらいになるかもしれません。
 ちなみにこの単行本には「一周忌」という作品も併催されております。こちらの作品には高井健一郎という殺人鬼が登場します。さらに大野豊という人物も登場します。どちらも井上智とは九州漫画研究会のメンバー同士で親しい間柄です。それでも殺人鬼にしちゃうのはちょっと気の毒ですね。

 さらに付録として作品解説と井上智貸本作品リストのリーフレットが付いております。たくさん売れれば作品集の続きも刊行されると思います。ご興味のある方は是非どうぞ。

 来週はアニメ関係の資料が入荷したので、そちらをアップする予定です。ナウシカとかときめきトゥナイトとかドラえもんの資料とか色々あります。こうご期待を〜(^_^)/~~~

 

 

 

2013年
6月15日(土)
天気(晴)

 

 

 台風なのか梅雨なのかよくわからない雨が降りました。でもって今日は晴れ。暑いな〜。6月の時点で30度を超えるのは勘弁してほしい。今年の夏も暑そうですorz。ついでに季節の変わり目のせいか、ものすごくものすごく眠いです(-_-;。なんだかちょっと病的な眠さです。眠気覚ましのに客様が来てくれるとうれしいんですが〜

 今週の新着目録です。りぼんの1997年から2000年まで。正直言って1990年代後半以降のりぼんに関してはよく分かりません(^^ゞ。作品もほとんど読んだことないです。そんわけで今回は解説になっておりません。単なる画像紹介で開き直りモード(^^ゞ。

 

 左、水沢めぐみ「トウ・シューズ」。右、彩花みん「赤ずきんチャチャ」

 

 左、種村有菜「神風怪盗ジャンヌ」。右、藤田マグロ「ねりんぐプロジェクト」。

 上記4作品が何かというと、一応私が知っている作品というだけです(^_^;)。ひどい話ですが、この時代のりぼんに関してはこの程度の知識しか持ち合わせていないのです。まあ、そんなわけで今週はこんなところで(ひどい!)

 来週はこのりぼんの続きにしようか別なものにしようかは思案中(^^ゞ。

 では、また来週〜。

 6月19日追記:3日もたってから日記のアップし忘れに気づきました(気づいたというよりもお客様に指摘された)(^^ゞ。いやもうボケまくってますね。すみませんでしたm(_ _)m

 

 

 

2013年
6月8日(土)
天気(晴)

 

 

 カラ梅雨というよりも本当に梅雨入りしたのかどうかよく分からない天候です。今日も晴れていて暑いです(-_-;;。

 今週の新着目録です。先週に引き続きまたもやバラバラ。在庫を適当にひっつかんではアップしている状態です。それでも先週よりはちょっと良いものがあるかな。

 

 内田義美「星の時計のリデル」全3巻、重版、帯欠と「草迷宮・草空間」初版、帯欠が入荷。

 

 三岸せいこ「ヴィクトローラきこゆ」と「夢みる星にふる雨は…」の2冊も入荷。

 

 

 阿保美代「陽だまりの風景」と「アボサンのふるさとメルヘン 1巻」と「時計草だより」と「ルフラン」帯付が入荷。

 当店定番ものはこんな感じです。ちょっと変わったものは、

 

 左が白泉社テレビ絵本で山田ミネコ「プリンプリン物語」。久しぶりの入荷。右が樹村みのり「土井たか子グラフティ」。中の扉を見ると「土井たか子物語」になっています。まあどちらでもいいんですがね(^^ゞ。そういえば土井たか子さん、最近何をしているのでしょうか?

 

 左は、しばたひろこ「ムーンドロップ町のかしこいうさぎさん」 。シュークリームが主食のうさぎさんが主役です。右が、ぬまじりよしみ「ひがみちゃんJam」。作者のデビュー作で代表作で出世作。この作品以降はレディスに移ったのでこの手の傾向の作品はこれだけになっちゃった。

 

 左は、白倉由美「サクリファイス」。作品の題材に岡田有希子が自殺した事件を扱っています。えらくナイーブで今読むとえらく時代を感じさせます。右は、ハルノ宵子「ノアの虹たち」。作者のハルノ宵子は、昨年亡くなった評論家の吉本隆明の長女。昔から知ってはいる情報なんだけど、なぜかいまだに何だか頭の中でしっくりこない情報でもある。

 

 あとは篠有紀子とか笈川かおる等がちょこちょこっとあります。

 今週はこんなところで〜。

 来週は雑誌の何かを予定(未定(^^ゞ)です。

 

 

 

2013年
6月1日(土)
天気(晴)

 

 

 梅雨の晴れ間です。今日はなんだか店の中のほうが表より暑いです。なぜだろう。

 今週の新着目録です。単行本のセットものオンリーです。特に作者とかレーベルとかに拘ってアップしていません。単に店の床に積み上げていたものを適当にひっつかんではパッキングしただけです。ようはお店の整理の一環です。(^^ゞ。そんなわけで今週は無秩序です、というか適当。

 なので解説のほうも適当に(^^ゞ。

 いがらしゆみこ「敦子のあしたは」全2巻。1974年の「なかよし」に連載された作品。原作の吉田としは、1960年代の週刊少女フレンドで少女小説などを発表していた方。児童文学者としても有名だった方でもあります。

 速星七生「ナナオの症候群(名探偵テームズ)」全2巻。今は亡き朝日ソノラマの「デュオ」で連載されていたシリーズ。作者の単行本としては他に「たいした問題じゃない」があるが、結局合計3冊しか存在しない。独特なストーリーギャグで結構好きな作家でしたが、デュオの廃刊とともに漫画家稼業から足を洗ったようです。本職は高校の教師だったようです。定年退職したらまた漫画描いてくれませんかね。

 

 山岸凉子「アラベスク 第1部」全4巻と「アラベスク 第2部」全4巻です。「アラベスク 第1部」の方は、初期のりぼんマスコットコミックス版で第2部の方は花とゆめコミックス版です。長期連載された本格バレエ漫画として、いまでも人気の高い作品です。

 なんか今週はキリがなさそうなのでこんなところでお茶を濁します(^^ゞ。手抜きですみません。

 「アラベスク」のついでにバレエ関係で2件ご報告を。

 まず1件目は、デアゴスティーニの「バレエDVDコレクション」No.45です。なんでこれを紹介するかというと、この巻の付属パンフレットに森下洋子の紹介があって、そこの画像に若き日の森下洋子が表紙の週刊少女フレンド使われております。その画像提供が当店だったという縁ですね。デアゴスティーニっていうと定期購読しなければならないようなイメージがありますが、このようなDVDのシリーズなどは単品でも購入可能です。作品ごとに分かれておりますので、お好きな作品だけ購入なんてこともできます。バレエ好きの方には良いコレクションだと思います。

 もひとつバレエネタ。

 京都国際マンガミュージアムにて2013年7月13日より「バレエ・マンガ 〜永遠なる美しさ〜」と題して、バレエ漫画の展示会が行われます。同時に各種イベントも開催され、マンガ好きだけではなくてバレエが大好きという方にもお勧めです。懐かしのバレエ漫画にも一度触れることができるいいチャンスですので、今年の夏はぜひ京都へ! でも京都の夏ってすごく暑いんですけどね(^_^;)

 来週は何も館あげておりませんが、また来週〜(^_^)/~~~

 

 

2013年
5月25日(土)
天気(晴)

 

 

 良い天気です。空気もちょっと乾燥していて過ごしやすい天気です。毎日がこのくらいの天気なら良いのになぁ(^^ゞ

 今週の新着目録です。久しぶりに貸本系です。

 つばめ出版、今村つとむ「非常の影」、A5ハードカバー無刊期。お嬢さん探偵シリーズの第1話がこれです。お嬢さん探偵シリーズは基本的に今村洋子との共同名義なのですが、この単行本には今村洋子の名前は入っておりません。しかしながら表紙の女の子を含め、女性のキャラクターは今村洋子の手が入っていると判断して良いと思われます。

 お次は、保谷よしぞうのB6ハードカバーが2冊。

 こちらが保谷よしぞう「しあわせの秘密」。東京漫画出版、東京漫画文庫381です。昭和33年6月頃の発行です。。絵がちょっと安定していませんが、キャラクタは個性的で可愛らしいです。この時期の少女マンガとしては群を抜いております。

 こちらは保谷よしぞう「はるかなる呼声」。タイトルや表紙の絵からすると少女マンガみたいですが、中身はSF風冒険活劇ものです。悪役風の白ひげのジイさんが、実は表紙の女の子の生き別れのお兄さん。

 

 赤松セツ子も2冊入荷。左は「みならい天使」第2集。「みならい天使」は週刊少女フレンドの創刊号からの連載作品で、この第2集の表紙絵は、創刊号(つまり第1話)の際の扉絵の流用です。右はひまわりブック242「北海の母」。主人公は青森から東京へ女中奉公にあがります。女中奉公って時代を感じさせる言葉だなぁ。主人公は東京で色々あってラストで青森に戻るのですが、そこで衝撃の事実が!。いやー読んでてちょっと意表を突かれました(^^ゞ

 お次は短編誌。

 

 日の丸文庫「影 No.69」です。池上遼一「死人に口なし」収録。多分おそらくこれが家kが未良一デビュー2作目だと思います。

 

 東京漫画出版ジュニアフレンド11集です。遠藤信一「百合と少女」掲載。この号にはイラストだけですが松尾美保子も載っております。

 みやはら啓一「悲しき少年ジュリアン」前後編です。みやはら啓一の貸本時代の代表作かもしれないです。

  

 若木書房名作漫画総集ブック22、竹本みつる「ヒヤシンスの花嫁」です。基本的にはりぼんカラーシリーズの同名タイトルの再録です。右は併載の「ふたりの花ことば」。

 最後は厳密には貸本ではなく、集英社のおもしろ漫画文庫から2冊。

 せきしろ「少女ローズ」です。聞きなれないタイトルですが、若草物語で有名なオルコットの「八人のいとこ」が原作のコミカライズです。好き嫌い別れるかと思いますが、せきしろらしい絵柄と色使いですね。

 

 こちらは山内竜臣「白鳥の湖」。バレエのシーンをそのまま漫画に書き下ろしたような展開です。同じバレエ題材の「コッペリア」が同時収録されております。

 今週はこんなトコロで〜。

 来週はまた未定ということでヒトツ(^^ゞ

 

 

2013年
5月18日(土)
天気(晴)

 

 

 なんだかもう暑いですね〜。今年の夏は暑いのででしょうか? 店主は暑いのが苦手です。あまり暑くないと良いのですがねぇ(^^ゞ。

 今週の新着目録です。先週の続きの「ALLAN」と「花ゆめ」と「りぼん」と「別冊セブンティーン」です。貸本もちょっとアップしようとしたんですが、結局雑誌だけになっちゃいました(^^ゞ。

 

 「ALLAN」も1983年ころになると低迷というか瞑想し始めています。特集が”新宿二丁目”とか”美輪明宏”とか辺りならまだ理解出来ますが”香具師の世界”ともなると何が何だかもうサッパリ理解出来ません。

 

 マンガにしても、まつざきあけみ「ぼくらは青年探偵団」のほぼ1本になってしまい、イラストとか企画記事までまつざきあけみに頼りになるともう末期症状。1983、84年代の内容は、本当に酷いです。

 左は1984年4月号「ぼくらは青年探偵団」のおしりにくっつけた「探偵団倶楽部」。まつざきあけみ先生の趣味たっぷりのコーナーです。 右は1984年6月終刊号に掲載された、終刊と次の新雑誌のお知らせです。9月になったら「Blanche」という”感覚少女のためのフットワークマガジン”が創刊と案内されましたが結局出ませんでした。

 他には

 

 「花とゆめ」が創刊号入荷(久しぶりだ)。他3冊。「りぼん」1976年代が3冊。「別冊(月刊)セブンティーン」が12冊。ココらへんは売切補充なので解説はなしです。

 最後に新刊委託を1冊。

 

 徳尾書店/グッピー書林発行、森安なおや「いねっ子わらっ子」です。A5ハードカバー函付きです。売価は2,625円です。森安なおや作品集1となっております。売れれば第2集もきっと出るでしょう。皆様是非よろしくお願いいたします。

 来週はそろそろ貸本でも。あまり大物はありませんが(^^ゞ。

 

 

 

2013年
5月11日(土)
天気(雨)

 

 

 まずは大事なご連絡を。昨日10日早朝から深夜にかけて、当店のサーバーがダウンしてしまいました。その影響で一部のメールが正常に受け取れませんでした。お出しになったメールに24時間経過してもお返事がない場合は、メールが受け取れなかった可能性がございます。お心当たりにあるお客様は、大変恐縮ですが再度ご連絡いただけますでしょうか。よろしくお願い致します。

 今週はうちのお店の隣の某カスミ書房の出張買取の手伝いをしていました。それがまあ全部で10トン位の量でお陰で店を3日ほど休む羽目になりました。店主は久しぶりの肉体労働でダウンしております(^^ゞ

 3日も店を休むと確実に目録に影響が出ます。今週はJUNEとALLANですが、ALANN全部アップすることが出来ませんでした。痛恨!。残りは来週回しということでご容赦を。

 まずは「JUNE」の方ですが、1990年から95年まで15冊程度。JUNEのことは今までさんざん語っていますので特に解説はしませんが1つだけ気になった作品を紹介。

 

 左が1993年11月号掲載、坂田雅喜「媚薬2」。右は1994年9月号掲載、坂田雅喜「媚薬3」。絵柄はいかにも坂田靖子。この作品が坂田靖子と中田雅喜の合作なのか、それとも中田雅喜が坂田靖子の絵柄を真似たパロディ漫画なのかちょっと悩みました。その筋のオーソリティに確認したところ中田雅喜が坂田靖子の絵柄を真似たパロディ漫画らしいとい事で決着が付きました。中田雅喜ってパロディ上手いなぁ(^^ゞ

 それでは「ALAN」。発行はみのり書房で、創刊号は1980年10月号。刊行してしばらくは「月刊OUT」の増刊号として出されました。刊行ペースは3号以降から隔月刊です。3号目で誌名が「阿蘭」に変更されます。この号の編集後記にしばらく誌名を「阿蘭」に変更しますとあったけど、結局この漢字の誌名は1号限りで終わりました。
 あからさまにJUNEの2番煎じで当初はJUNEを追っかけるような路線で行きましたが、途中からかなり耽美系の方向にシフトしました。漫画も刊行当初は豊富だったのですが、末期はまつざきあけみ「ぼくらは青年探偵団」のみになってしまったりと変節していきます。結局3年9ヶ月で廃刊となりました。

  

 本当は廃刊号まで在庫があるのですが、今週すべてのアップができませんでしたので1983年以降は、また来週です。

 

 毎度恒例で適当にピックアップ。左は1980年10月創刊号掲載、夏木えみ「なぜか上海」。さすがみのり書房というか、いきなり「男組」のパロディ漫画です。主人公の名は”眺眼半次郎”、敵対するのは”珍竜柔次”。ちなみに上海は”しゃんはい”ではなく海の上の意味だそうです(^^ゞ。
 右は1981年1月号掲載、波津彬子「波の挽歌」。こちらがデビュー作になります。原稿紛失のため長らく単行本未収録だったのですが、最近になって雑誌取り込みに寄る単行本収録が行われたようです。

 

 

 左は「ALAN」の顔とも言える、まつざきあけみ「ぼくらは青年探偵団」です。いまでも連載の復活を願うファンが多い作品でもあります。画像は1981年6月号より。右は1981年4月号掲載、村祖俊一「魔界の美鬼」。さすがみのり書房というか、ひねったマンガ家を採用しております。他にも久掛彦見とか丸尾末広とか山田章博とかが執筆しておりました。

 「ALAN」は、末期になると漫画がどんどん減ってちょっと寂しい感じでした。

 今週はちょっと短いですが、こんなところで。

 来週は「ALAN」の続きと、あとは何か(要は決めていない(^^ゞ)。

 それではまた来週(^_^)/~~~

 

 

 

2013年
5月4日(土)
天気(晴)

 

 

 さすが天下のNHKです。2日の放映日から、ちょっと有り得ないくらいに来客と電話の問い合わせが押し寄せています。きゃー凄い(^^ゞ。お陰で店主は店の中でてんてこ舞いを舞っています。

 今週の新着目録はそんな煽りを食ってかなり少なめ。申し訳ないですm(_ _)m。今週は新書コミックスがちょろちょろ。割かしマイナー路線です。

 

 左は赤座ひではる「チリリンふたりのり」。1巻だけですが、最近はあまり見かけないタイトルです。本来は全2巻です。右は、泉左京「巻毛をひっぱれ!!」。独特のタッチで個性は強烈。人気があると言うよりは、強烈印象に残る作家さんです。「氷砂糖をひとかけら」も同時に入荷。

 

 坂本ミドリが2冊です。左は「ミニの女王」。何処かに連載された作品ではなく描き下ろし作品のようです。ミニスカートのデザインナーである、マリークワントがモデルの作品です。本来はマリークワントの自叙伝にする予定だったらしいのですが、マリークワント本人からダメ出しくらったようで、主人公の名前とか設定を色々変えて書き下ろされております。左は「はいチーズ!」。こちらはふつうに短篇集です。

  

 本村三四子「恋ってなあに?」セブンティーンコミックスです。初版で帯付。ビニカバがちょっと収縮気味ですが、コンディションもマアマアです。右は、いかわようこ「スターこらさっさ」マーガレットレインボーコミック。結構珍しい単行本です。私は初めて見ました。いかわようこの単行本って、多分これ1冊だけではないでしょうか。

  

 左は、みやわき心太郎「花嫁」サンコミックス。えらく自分にとっては懐かしいコミックスです。著者の代表的な短編が楽しめます。右は草下蛍「翼のない天使」 レモンコミックス。作者は男のようですが、それ以外の情報は全くありません。作品は連載をまとめたものではなく描き下ろしのようですが、こちらも全く情報ないです。ナイナイ尽くしで申し訳ない(^^ゞ。

 今週はこんなトコロでご勘弁を〜。店の対応で今日は疲れ果てました〜。

 来週は今週間に合わなかった貸本とか適当な雑誌の予定です。でも来週も色々予定が詰まっているので、あんまり点数入れられないかもしれません(^^ゞ

 

 

2013年
4月27日(土)
天気(晴)

 

 

 世間ではGW前半戦に突入しました。当店は4月28日(日)〜5月1日(水)までお休みさせて頂きます。5月2日(木)より通常営業に入ります。でも5月5日(日)だけはコミティア出かけるのでおやすみします(^^ゞ。6日(月)の祭日も営業しますが、逆に7日(火)は、ちょっと同業者の手伝いのため休業いたします。変則的ですみません。

 NHKのテレビ取材の方は昨日再度撮影が入った。なんだか気合入っています。放映は5月2日(木)の8時15分”あさイチ”です。是非ご覧ください。大事件がなければ多分放映されますから(^^ゞ

 さて今週の新着目録です。今週は雑誌だけですがあまり大したものがないな〜。申し訳ありませぬ。

 

 潮出版の「希望の友」が2冊。

 

 左は1971年2月号、宮谷一彦「陽だまりの詩」。単行本未収録作品です。右は同じ号で、松尾美保子「草原の少女 後編」です。フレンド時代からそんなに年月立っていないのですが、絵柄は結構変わってますね。

 

 こちらは1972年1月号。左はあすなひろし「酒天童子」。全64ページの読切で前半16ページがカラー。作が結構気合入ってますね。まあでもあすなひろしは手抜き原稿観たことないですけど。右は飛鳥幸子「恋する魔女」読切。ポニーテールとツインテールの双子の魔女のお話。作画が丁寧で絵は一番うまい時代の作品だと思います。

 

 明星は5冊。1970年台のものです。あまり当店ではこの手の芸能雑誌は扱わないのですが、一応マンガも載っているのでたまには。

 

 明星や平凡などの芸能雑誌で掲載しているマンガといえば、アイドルの履歴などを漫画化したのが定番です。左は明星1973年11月号掲載、吉沢やすみ作画「郷ひろみ ど根性マーチ」。右は1978年7月号掲載、あすなひろし作画「キャンディーズ ふつうの女の子に戻ったキャンディーズ」。このテの作品は単行本に収録されないので、探すのはとっても大変です。かくゆう私もみやわき心太郎作画の「ベイ・シティ・ローラーズ物語」(「平凡」掲載)を長いこと探しているのですが、未だにお目にかかれません(^^ゞ。

 単行本は新刊が1冊。

 巴里夫復刻シリーズ18、「ゆびきりいちど」です。

 今週は目録こんなトコロで。

 最後は毎度恒例漫画の手帖。

 65号です。5月5日のコミティア104が初売りになります。当店にも若干部数在庫があります。

 来週5月4日の目録更新は行います。ただし連休中のためあまり冊数はアップできそうもありません(^^ゞ

 それではまた来週(^_^)/~~~

 

 

2013年
4月20日
天気(曇後雨)

 

 

 

 なんだかまた寒いですね。NHKのテレビ取材の方は打ち合わせが2回、事前の市場シーンや店の様子の撮影、本番の撮影、事後のパソコン操作シーンの撮影等、結局5日も費やしたorz。テレビ収録って結構大変ね(^^ゞ

  今週の新着目録です。今週は雑誌無しで単行本のみです。美内すずえが2冊、ちばてつや全集が24冊、ほるぷ平和漫画シリーズが15冊です。

 

 美内すずえのレア物2冊です。左は「パンドラの秘密」。今回は紙カバ版です。表題作の「パンドラの秘密」も復刻できないことで有名ですが、同時収録の「ひばり鳴く朝」という作品も大変人気が高い作品です。右は「赤い女神」。文庫でも読めますが、文庫では表現の問題から多少修正が入ってます。

 

 ほるぷ平和漫画シリーズは今回15冊。以前セットで紹介したので、今回はざっくりと。左はわたなべまさこ「この愛・戦火をこえて」。表題作は、1968年の週刊マーガレットに連載された作品。第2時大戦中のフランスのレジスタンスとドイツ軍の戦闘における恋愛を描いたもの。この作品も名作ですが、同時収録の短編「蝶はここに住めない」は、チェコ・テレジーンのナチスドイツ強制収容所を描いた作品。こちらも名作の一つです。
 右は巴里夫「疎開っ子数え唄」。表題作の他に「赤いリュックサック」、「石の戦場」、 「愛と炎」も収録。

 お次は、講談社ちばてつや全集から25冊。本来は第1期147巻、第2期73巻合計147巻というそうそうたるシリーズですが、今回アップするのは少女マンガ時代の作品です。1冊を除いて全て刊行時のオマケに付けられていた絵葉書付きです。

 

 「ママのバイオリン」全3巻です。右の画像はオマケの絵葉書。初掲載は少女クラブ1958年7月 - 1959年5月。かなり初期の少女漫画で絵柄もちょっと違います。

 


 「ユカをよぶ海」全3巻。右はオマケの絵葉書。初掲載は少女クラブ1959年6月 - 1960年8月。オテンバ系少女がここら辺で定番になります。

 

 「リナ」全2巻。右はオマケの絵葉書。初掲載は少女クラブ1960年9月 - 1961年12月。店主はこの作品があまり印象にないなぁ(^^ゞ。

 

 「1・2・3と4・5・ロク」全2巻。右はオマケの絵葉書。少女クラブ1962年1月 -12月に掲載。何度もドラマ化された名作。店主はなぜか主題歌は覚えているのですが、ドラマの内容は一切覚えていない(^^ゞ

 

 「ユキの太陽」全3巻。右はオマケの絵葉書。週刊少女フレンド1963年創刊号〜48号掲載。ここから週刊少女フレンドの時代になります。

 


 「島っ子」全3巻。右はオマケの絵葉書。週刊少女フレンド1964年11号 - 1965年6月頃まで掲載。ちなみにこのセットの3巻のみちょっとコンディション不良です。


 

 「アリンコの歌」全2巻。右はオマケの絵葉書。週刊少女フレンド1965年31号 - 1966年7月頃まで掲載。これも店主はなぜか印象薄い(^^ゞ。


 

 「みそっかす」全3巻。右はオマケの絵葉書。週刊少女フレンド1966年33号 - 1967年35号まで掲載。「みそっかす」というタイトルよりも、アニメタイトルだった「あかねちゃん」の方が通りが良いかもしれません。

 


 「テレビ天使」全2巻。右はオマケの絵葉書。週刊少女フレンド1968年2月〜12月まで掲載。ちばてつや最後の少女漫画です。意外とこのヒロイン好きでした。

 今週の目録紹介は、こんなところで〜。

 さて今度はお知らせです。うらたじゅんの個展が南青山で行われております。

「うらたじゅん個展  四月の停留所へ」

会期/2013年4月19日(金)〜5月8日(水)
営業時間/12:00〜19:00 【月曜定休】

★4月19日(金)〜21日(日)まで在廊予定。

会場/東京・南青山 ビリケンギャラリー
〒107-0062 東京都港区南青山5-17-6-101
TEL:03-3400-2214

 お近くの方は是非どうぞ〜。

 来週の目録の予定は、また未定ということで一つよろしくです(^^ゞ

 

 

2013年
4月13日(土)
天気(晴)

 

 

 BSの取材のほうの放映が確定しました。4月19日(金)夜10時、BS11で「宮崎美子のすずらん本屋堂」とのことです。どんな内容で店が紹介されるのかはちょっと不明。なにせ家ではBS放送を観れないし(^^ゞ

 NHKの方は、5月2日(木)8時15分〜「朝イチ」。多分”JAPAなび”というコーナーにおいて千代田区特集ということで紹介されるのだと思われます。まあ他に大事件が起きなければ、放映はされると思います(^^ゞ

 今週の新着目録です。「少女」が1冊、「少女ブック」が2冊、「少女クラブ」が2冊、「小学一年生」が5冊、「小学二年生」が1冊、「小学三年生」が3冊、「小学五年生」が1冊、以上!

  

 光文社「少女」1960年6月号です。高橋真琴「プリンセス・アン」掲載時代です。松本あきら「かあちゃんはわたしの太陽」単行本未収録も掲載。映画のコミカライズのようですが、元の映画の詳細がちょっとわかりません。下の画像は松尾美保子「さよなら・アデュー」。この剛が新連載なんですが、連載といってもわずか3号で終了してしまいました。ちょっと大人っぽいイメージで面白かったのですがね。てな感じでなかなか良い収録内容なのですが、巻末に落丁7枚もあるので、お安い値段で。

 

 集英社「少女ブック」1961年5月号です。表紙の松島トモ子はこの頃15歳。子役というにはちょっと年齢高くなってしまった頃です。
 右のピンナップはバレリーナの森下洋子。一応今まで店主が確認した中では、一番初期の写真です(すみません。訂正です。確認した一番古い写真はこちらです(^^ゞ)。この頃はまだ12歳で、東京に上京してきてまもなく(もしくは寸前)だと思われます。

 

 少女ブック1961年9月号。右はわたなべまさこ「白馬の少女」。この当時としてはかなり長期の3年間という連載期間を誇った作品。いまだに単行本が出ないのがつくづく惜しまれます。

 

 講談社「少女クラブ」1962年2月号。右はあすなひろし「白い夜」。前3回の連載で、こちらが第2回目。

 お次は小学館の学年誌。

 

 「小学一年生」1962年9月号。右は閉じ込み付録でわたなべまさこ「さくらちゃん」カレンダー。ミシン目で切り抜いて組み立てて、卓上カレンダーになります。

 

 「小学一年生」1967年4月号。松本零士・牧美也子コンビの「おやゆびひめ」。すごく可愛い(^_^)。ちょうど私が購入していた時期の学年誌なんですが、なぜか記憶にはサッパリ残っていません(^^ゞ。

 

 

 「小学一年生」1970年3月号。谷ゆき子「さよなら星」収録。

 

 「小学一年生」1970年3月号。室山まゆみ「栄光の天使たち ピンクレディー物語」。室山まゆみというとあさりちゃんのイメージが強いのですが、こういう絵も描いたんですね。

 

 「小学三年生」1966年7月号。吉田竜夫「少年シャープ」。少年シャープというのは宇宙エースの弟のようです。知りませんでした(^^ゞ。絵を見てもわかりにくいですが、弟の少年シャープは手のひらサイズらしいです。兄弟なのになぜ弟はサイズが違うのでしょうか。不明です。

 

 「小学五年生」1974年5月号。藤原栄子「とびだせ!姫子」です。単行本収録時に「うわさの姫子」に変更になりましたので、タイトルは違いますが「うわさの姫子」と同じ作品です。

 今週はこんなトコロで〜。ここのところ雑誌ばかりが続いたので、来週は久しぶりに単行本やる予定です。

 それでは、また来週(^_^)/~~~

 

 

2013年
4月6日(土)
天気(晴れ後雨)

 

 

 最近になってテレビの取材が2件入りました。1件はNHKの朝イチという番組。もう1件はBSで番組名は未確認(^^ゞ。放映日とかの詳細が確定しましたら、またご報告いたします。

 今週の新着目録です。今週は雑誌オンリー。前期の中綴じ時代の虫プロ「ファニー」が8冊。後期の平綴じ時代の「月刊ファニー」が1冊。双葉社の「パピヨン」が6冊。笠倉出版の「アメージングコミックス」が4冊。ラポートの「まんがアニメック」が4冊、「スティ」が2冊です。

 まずは虫プロ「ファニー」から。

 

 左の画像が創刊号の1969年5月号。B5中綴じで表紙の初期は辰巳四郎によるもの。創刊号から11月号までの7冊が月刊ペースでそれ以降は月2回刊行となりました。一応翌年の1970年夏ごろまでは刊行されたはずなのですが、正確な廃刊時期がちょっと不明です。右の画像は1969年12月26日号のもの。月2回刊行時のもので表紙イラストは日暮修一です。

 さすが虫プロが出したとあって、レディス誌であっても執筆陣は結構豪華。大御所から中堅どころが満載。ちょっとピックアップしてみます。

 

 左は1969年5月創刊号、牧美也子「カストロの尼」。右は1969年6月号、あすなひろし「悲しみよこんにちは」。

  

 左は1969年7月号、ジョージ秋山「痴漢」。右は1969年7月号、浜慎二「手」。

 

 左は1969年8月号、横山光輝「偏愛」。右は1969年10月号、矢代まさこ「純愛シリーズ:風が通りすぎる…」。

 

 左が1969年9月号、飛鳥幸子「いま見ちゃいけない」。右は1969年9月号、小島剛夕「鬼女の館」。

 

 左は1969年11月号、石森章太郎「夜…小公園にて」。右は1969年12月26日号、北島洋子「恋のアラアラカルト」。

 新人の採用も積極的でした。

 

 左は1969年5月創刊号、谷口早苗「氷の華」です。谷口早苗は「エリノア」で有名な谷口ひとみの妹さんのようです。このさく品がデビュー作のようですが、その後の活躍に関してはちょっと不明です。右は1969年10月号、竹宮恵子「スーパーお嬢さん」(連載)。同じ虫プロの「COM」で1967年にデビューしましたが、この頃はまだ新人で、これが初めての連載作品。

 こちらは1969年8月号、もとやま礼子「風光る朝」(連載)。もとやま礼子のデビューに関しては正確なところがわかりません。おそらくは1968年頃の日の丸文庫の貸本短編誌あたりだと思います。おそらくこれが初めての連載だと思われます。

 お次は双葉社「女性コミック パピヨン」。

 

 残念ながら今回創刊号はありません。左が、1973年4月号(通巻2号目)。右は1973年8月9日号です。刊行当初は中綴じで、通巻6号目で平綴になります。平綴じになった段階で何月号という表記ではなく何月何日号となりますが、それでも一応月刊でした。ちなみに週刊漫画アクションの増刊号の位置づけで刊行されました。廃刊はいつ頃なのかに関してはサッパリ分かりません(^^ゞ

 こちらもツラツラとピックアップ。

 

 左は1973年4月号、ンダ・モシタン「ミキとボロ」。なかなか達者な絵ですが、ンダ・モシタンという人に関してはサッパリ不明です。ちなみにンダ・モシタンというのは鹿児島弁で”あらあらまあ”という意味だそうです。サッパリわからん。
 右は1973年5月号、イケスミチエコ「今日から…」。イケスミチエコのデビューは、相変わらず不明です。結構初期の作品と思われますが、この人はカラーも含めて初期からすごく上手いです。

 こちらは1973年5月号、井出ちかえ「白雪姫の島」・

 

 左は1973年6月号、牧美也子「紅花心中」。右は1973年6月号、西村つや子「悪魔にもらった顔」。西村つや子は、小島剛夕のチーフアシスタントをしていた方です。

 

 左は1973年7月号、上村一夫「はまなす」。多分単行本未収録だと思われるのですが、100%の確証が得られませんでした。右は1973年8月号、諸星大二郎「珈琲店漂流記」。この辺りの諸星大二郎のナンセンスギャグはすごく好きでした。

 最後は1973年8月9日号、モンキーパンチ「カラーガール:帰って来たルパン」。この「カラーガール」のシリーズは単行本になっていません。この回だけルパンが出てきます。銭形警部も次元も五右衛門も峰不二子も出てきます。

 笠倉出版の「アメージングコミック」に関しては以前散々書いたので、今回はパスです。今回は4号欠の4冊です。

 ラポートの「まんがアニメック」と「ステイ」はそれぞれ2セットずつ入荷したので、今回はセット売りとバラ売りの両方アップします。ラポートに関しては前回記載し忘れたことを少しだけ追加。

  

 まんがアニメック1984年1月増刊号、和田慎二「Jennie’83」。

 ステイ1985年5月号、和田慎二「トゥオネラ」。
 この二つの和田慎二作品はどちらも単行本未収録です。原稿が行方不明なのかな?

 今週はこんなトコロで〜。

 来週は学年誌とか古い少女クラブとか少女ブックとかを少し出す予定です〜。

 それではまた来週(^_^)/~~~~

 

 

東京都公安委員会許可第301020205392号 書籍商 代表者:藤下真潮