神保町裏通り日記  
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7月29日(土)
天気(曇)
売上(T_T)

 

 

 東京地方は梅雨明けしたんでしょうか? よく分かりません。気温的にはそんなに高いわけではないのですが、とにかく湿度が高くて蒸し暑いです。

 絶版漫画のコレクターには有名ですが、八王子の佐藤書房から独立された徳尾書店さんがホームページを開設しました。
http://www.tokuno-o.com/index.html
絶版漫画はまだ準備中ですが、音楽とか芸能関係にも強いお店です。是非ごひいきに・・・

  今週の新着目録は、りぼん1988年1年分とその前後のりぼん付録です。JUNEの残りは間に合いませんでした(^^;

 

 

 

 高田エミ「ねこ・ねこ・幻想曲」、池野恋「ときめきトゥナイト」、柊あおい「星の瞳のシルエット」、さくらももこ「ちびまる子ちゃん」等々、長期連載が主軸を占める時代です。読者層も低年齢化し始める時代です(もともと幼年誌だからこれが正常で、1970年代後半から1980年代前半の大学生まで読んでいた時代が異常(^^;)。

 付録の方は

  

 

 発行部数250万部を誇っていた時期だけあって380円で付録も連載内容もそれなりに豪華な時代でした。りぼんが栄華を誇っていた時代といえましょう。

 

 

7月22日(土)
天気(曇)
売上
(ノ-_-)ノ ~┻━┻

 

 

 東京地方は地獄の釜の底をぶち割った様な蒸し暑さから、急転直下で涼しくなったりと無茶な天気が続いております。これでまた暑くなるかと思うとちょっと鬱。

 今週の新着目録は、JUNEと倉多江美と新刊2冊。

 JUNEは1978年10月号が創刊号。当初は隔月で刊行され、2号目までは”JUN”という誌名でしたが(株)JUNからクレームが来たため3号目から”JUNE”という誌名に変更した経緯があります。
 創刊号〜6号までが定価380円。7号から400円になりますが、8号でいったん休刊となります。かなりコアな雑誌で、それなりにコアな読者は着いていたと思われますが、さすがに経営的には苦しかったのでしょう。 休刊から2年後の1981年10月に再度復刊されます。そのときの定価はなんと600円。
 どうゆう内容かを今更説明するまでもない雑誌かと思われますが、簡単に言えば腐女子(失礼!)向け雑誌の走りです。当時の言葉で表せば”耽美”の一言かも知れません。まあ特殊な内容だけあって、作り手側もかなり楽しみながら作っているのが感じられる雑誌ではありました。

 

 左は1978年10月創刊号、右は1981年10月復刊第1号です。かなり長い時期を竹宮恵子の表紙で飾っておりました。

 特殊な雑誌という所為だけでもないと思いますが、別PNで執筆するまんが家も結構いました。

 

 左は女城あさま(松苗あけみ)「魔法人形」。右は樹々夏生(立原あゆみ)「夭折家族」。

 

 左は、ゆうき通留(井出ちかえ)「ルネ・クレールの城」。右はケン吉(柴門ふみ)「2001年宇宙の旅」。

 単行本未収録も比較的多い雑誌です。

 

 左は吉田秋生「死亡お遊戯」。右も同じく吉田秋生「こうして私は少女漫画した」。

 

 左は千明初美「ギンヌンガ・ガップの伝説」。右は同じく千明初美「蝶夢幻」。

 個人的に好きな作家、矢代まさこ、武石りえこ等の単行本未収録も見受けられます。

 

 左は矢代まさこ「瑠璃をみる」。右は武石りえこ「美少年の朝」。

 JUNEの最後は、25周年に出た謎の冊子。

 

 A4サイズでオールカラー。ジュネで活躍された作家を中心にした画集です。1冊ごとにシリアルナンバーが記載されておりますが、発行の経緯やどのくらいの部数が発行されたのか今のところ不明です。

 単行本の方は、実に倉多江美オンリー。

 

 この人はマア解説するまでもないか(^^;(手抜き)

 最後は本日急になぜか新刊委託販売することになった水野英子作品2冊。

 

 左の「ローヌ・ジュレエの庭」は2000年に夢時館から発行されたものです。
 右の「月光石 1」は、今月出たばかりの新刊ほやほやです。1997年頃にプチフラワー誌上に掲載されたジュエリーファンタジーシリーズ2作品に書き下ろし3作品を加えた、連作短編集です。以前の作品集は夢時館から出されていましたが、今回は自費出版のようです。1巻と銘打たれているのは、是非2巻を出したいという意気込みの表れのようです。ファンの方のご支援をよろしくお願いいたしますm(_ _)m

 

 

7月15日(土)
天気(晴時々雷雨)
売上(溶)

 

 

 いきなりとんでもない暑さの日々が続きます。皆様如何お過ごしでしょうか。私はちょっと夏バテ気味です_| ̄|○。

 てなわけで、今週の新着目録もちょっっっと夏バテ気味です。りぼん1986年から1987年2年分です。今週は雑誌だけです(^^;

 凄い勢いでりぼんが変化していた時代です。

 

 太刀掛秀子も小椋冬美もこの作品を最後にりぼん誌からはリタイア。太刀掛秀子の方は結婚退職。小椋冬美はヤングユーに移りました。これで10年前からりぼんで活躍している作家で残ったのは一条ゆかりタダ一人となります。

 

 代わりに台頭を始めるのが、高田エミや矢沢あい等の新勢力。読切りの比率もほとんど減って、月に1本あるかないかになります。

 個人的にはこの頃の萩岩睦美が好きでした。

 「魔法の砂糖菓子」や「くじら・舞踏会」等の短編も傑作でしたが、長編「うさぎ月夜に星のふね」も名作です。タヌキが出てくる和風メルヘンと思いきや、UFOや宇宙人が出てくるSFものだったいう(^^;。これがキワモノ出なくて、わりかしちゃんとSFにもメルヘンにもなっているというところが、また凄い作品でもあります。

 

 左は、今やサザエさんと並ぶ国民的マンガとなった「ちびまる子ちゃん」の第1回(1986年8月号掲載)。右は26歳でデビューという「りぼん」では、かなり後発スタートした清水みかんのデビュー作「最初の春休み」。絵柄もストーリーも難はなく、もう5年早ければそれなりのポジションには付けたと思われます。りぼんオリジナルでも数作品描いたようですが、残念ながら単行本は出ませんでした。それほどこの時代の「りぼん」は変遷が早かったといえましょう。

 次回は「JUNE」の予定です。

 

 

7月8日(土)
天気(曇)
売上(ぐったり)

 

 

 昨日今日と明治古典会七夕入札市の一般公開日でした。う〜ん、さすがに今年も入札するものがない_| ̄|○。明日は開札ですが、勿論行きませんとも(^^;

 今週の新着目録です。目録アップが遅れた割には点数が全然ありません。ちょっと同人誌に時間が掛かりすぎました。

 今週はりぼんコミックと初期同人誌界の両雄”作画グループ”と”ぐるーぷANTI”の同人誌です。

 まずりぼんコミックは1969年〜

 

 左は、りぼんコミック1969年9月号掲載矢代まさこ「イルカのくる島」。右は、りぼんコミック1970年8月号掲載巴里夫「青い鉛筆」。どちらも単行本未収録です。他に一条ゆかりの単行本未収録もありますが、以前紹介済みなので今回は割愛です。

 同人誌の方は、まず作画グループ。聖悠紀、みなもと太郎、神坂智子等を輩出した同人グループとして有名です。

 

 この”別冊9”というタイトルが何の別冊を意味するのかよく分かりません。当時の作画グループの機関誌であった「なかま」はこの時点では7号しか出てません。ちょっと謎です。右は神坂智子「10円」です。プロまんが家インタビューとして一条ゆかりへのインタビュー記事があります。結構精力的に活動やってます。

  

 こちらがもう一つの機関誌「ユニオン」の4号です。なんと執筆メンバーに高橋葉介がいます。作画グループと高橋葉介に接点があったことは、今回初めて知りました。この「アァ!!恐ろしや」は、高橋葉介がまだ16歳の頃の作品になります。絵柄は今に通じるものがありますが、ちょっと山上たつひこっぽいところもあります。

 こちらは、ぐるーぷANTIの機関誌「あぴいる」です。ぐるーぷANTIも和田慎二、矢引レイコ(中山星香)、真乃呼、他イラストレータ等多数輩出した同人グループです。

 

 あぴいる1号は、パンフレットのような体裁だったらしく、正式に機関誌としての発行は2号からだったようです。5号までと特別号には和田慎二が毎回顔を出しておりました。6号からはメンバーも入れ替わり編集も持ち回りになったようで、刊行ペースも上がり出します。

 

 「あぴいる」は、基本的に青焼きコピー誌でしたが、特別号は146ページのオフセット誌でした。この当時は、今と違って同人誌専門の印刷屋があるわけでもなく、オフセットでの印刷刊行はかなり大変だったと思われます。右は特別号に掲載された矢吹レイコ「お龍」。他にもこの号では、ゲストとして山田ミネコ、いまいかおる、市川ジュン、ささやななえがイラスト等を寄稿している。

 

 こちらは8号。真乃呼「月うさぎ」が掲載。この人も初期の頃から絵がうまいです。

 今週はホントに少なくて申し訳ないですm(_ _)m

 

 

7月1日(土)
天気
(曇り時々雨パラパラ)
売上
(^_^)

 

 東京地方はあまり梅雨らしくない天気です。

 1980年代前後の少女マンガを一千冊ほど映画に使いたいので仕入れて欲しいとの依頼が某所よりありました。でまあ市場で手頃なところを仕入れて、今週の月曜日に納入。何の映画かと思ったら「7月24日通りのクリスマス」というやつのようです。う〜ん、この手の映画は見ないので、自分で見に行くかどうかは微妙な線です(^^;

 今週の新着目録です。先週の続きの付録は水沢めぐみのりぼんの付録。雑誌の方は、別フレ1冊と学年誌と花とゆめ。花とゆめに関してはすべて以前目録で売り切れたやつの再入荷なので、とくに解説は致しません。年代的には1975年〜1979年です。

 別冊少女フレンドは

 1972年2月号。細川知栄子「さくら舞う春の日に…」単行本未収録の読切り100ページ作品です。原爆症の悲劇を描いた作品です。

 

 左は怪奇もので有名なもりゆきこ(森由岐子)の珍しいバレエ漫画「赤い靴」小学四年生1972年12月号掲載。「赤い靴」は他に学年違いで、飛鳥幸子版や週刊少女コミック連載のすずき真弓版などもあります。右はテレビ放映された「赤い靴」の主演ゆうきみほをモデルにしたグラビア、小学三年生1973年2月号掲載。ゆうきみほは、当時から現役のバレリーナでした。

 こちらは小学五年生1973年5月号掲載、藤子不二雄「ジャングル黒べえ」。

 

 左は小学五年生1972年9月号掲載、一峰大二「月光仮面」。右は小学三年生1973年2月号掲載、とき伸和「ミツルギ」。
 余談ですが、この「ミツルギ」。店主はテレビ番組をかすかに覚えております。テレビでのタイトルは「魔人ハンター ミツルギ」で、舞台は江戸時代、敵はサソリ座から来襲したサソリ魔人、特撮は人形をコマ撮りするアニクリエーションという技法が使われ、なんだかとってもいろんな意味で異様な雰囲気を醸し出している番組でした。12回で速攻打ち切りになってしまいました。

 単行本は樹村みのりが2冊。

 

 水上澄子が3冊。

 

 水野英子「ルートヴィヒ2世」全2冊。

 付録は水沢めぐみ主体。

 水沢めぐみの絵柄も実にかわいくて付録向きではあります。

 来週は別マか? りぼんコミックか? う〜んやっぱ未定(^^;

 

 

東京都公安委員会許可第301020205392号 書籍商 代表者:藤下真潮