神保町裏通り日記  
トップページへもどる
02年
03年
04年
05年
06年
07年
1
2
3
4
5
6
7
8
9
10

 

2月24日(土)
天気(晴)
売上(空)

 

 ちょっと漫力に行ってきまして、日記更新が遅くなりました(^^;。

 今週の新着目録は、今月のお薦めにあげた「少女サンデー」1冊以外は、全部付録物です。

 で、肝心の少女サンデーはというと、新着目録アップした10分後には売り切れちゃいました。瞬殺ですね。実際すぐに売れるのはうれしいのですが、あまりに早いとそれはそれでちょっと寂しい気がします。特に自分が気に入った本は、もうちょっと手元にあっても…とか考えちゃいます(^^;

 付録の方は、なんだかんだ云ってもやっぱり「りぼん」の付録が中心です。今回は池野恋、萩岩睦美中心に売れ切れちゃっていたのとか、新入荷の物とか色々です。ちょっとだけ「なかよし」と「LaLa」の付録もあります。

 今回はかなりまとまって未使用品が入荷したので、以前は年代が特定できなかったりセットの組み合わせが分からなかったものが判明している物もなります。

 

 りぼん1983年5月号付録ランゼファイルセットです。前回はこのファイルバインダーと便せん・封筒の組み合わせが分からず、バラでの販売だったのですが、今回はようやくセットで販売することが出来ました。

 

 こちらはりぼん1985年5月号付録「ランゼ&ヨーコ子ぶたの学校レターセット」です。前回は便せんのみの販売でしたが、今回は封筒、シール、P.S用カードの完品セットでの販売です。

 

 お次は萩岩睦美。左はりぼん1983年10月号付録「ポー・レターセット」です。以前はベジタブルシールがないのでやはりバラでの販売でした。右は小物過ぎて今まで入荷が難しかったりぼん1983年6月号付録「ポー等身大しおり」です。これによるとポーの身長は85mm位のようです(^_^)。

 お次はキャンディキャンディ関連。

 なかよし1978年3月号付録「キャンディキャンディ・メモリアルノート」。横長のバインダ形式で中の用紙にもイラストが入っております。

 最後は「LaLa]の付録から。

 LaLa1980年1月号付録「ちび猫グリーティングカード」です。変形カードと専用の封筒付です。封筒が大きめなのでどうやら定形外サイズのようです。未開封品なので確認が出来ないのですが、おそらくカードと封筒は1枚ずつのようです。封筒の方にイラストが入っているかどうかも不明です。

 他にも色々ありますので是非新着目録をご覧になって下さい。

 来週は細川知栄子作品掲載の少女クラブを2冊出す予定です。その他はちょっと未定。

 

 

2月17日(土)
天気(悪)
売上(悪)

 

 明日の日曜日には東京古書組合中央市会大市が開催されます。その関係で今週の市場は半分がお休みでした。市場お休みで、しかもお客が少ないと暇で暇で(^^;

 今週の新着目録です。暇だった割には点数が全然ありません。主な原因はJUNE全集の目次を全部打ちこむと云った暴挙に出たためです。いやもう手間かかったかかった(T_T)。

 てなわけでJUNE全集全12巻です。旧JUNEから小説JUNEに至る主要作品を網羅した全集。装丁は素っ気ないが中身は濃いです。状態並上で、全月報付です。

 お次は、まんが家入門単行本3種。

 

 上がケイブンシャの大百科シリーズ「まんが家入門大百科」。左下が小学館のコロタン文庫「少女まんが全百科」。右下が、小学館入門百科シリーズ「ミニレディー百科:少女まんが入門」。どれもワレもないし程度もまあまあで初版です。

 他はマア、内田善美が2冊と風俗関係なので、そちらは目録を参照して下さい。今週は本当に点数少ないなぁ。来週はもちっと頑張ります。

 

 

2月10日(土)
天気(暖)
売上(生暖かい)

 

 日曜日は、コミティアに行って参りました。今回のコミティアでは、はねむすオフラインから「花とおじさん」が出ました。

 16ページ軽オフセットで売価100円です。申し訳ありませんが通販は無しで、店頭売りのみです。部数少なめなので、よろしくお願いいたします。

 内職その2の方ですが、来週火曜日で連載も5回目になります。そろそろ落ち着いても来たので、こんなページを作ってみました。老頭児(ロートル)のコンピュータ関係者には懐かしい話満載になる予定です。

 そんなこんなをしつつ今週の新着目録です。りぼんは売り切れ商品の補充なので新ネタはありません。画集は3点、そのうち2点は特装版。女性向けは鳥図明児2点で、貸本は4冊という構成。

 

 まずは真東砂波「COLOR」。クリアのケースにカラーとモノクロの2冊の画集が入っております。オマケとしてA2サイズの表紙と同じ絵柄のポスターが付いています。今回複数入荷しまして、輸送箱の段ボールが無いものと、輸送箱はついているけど開封済みのと、輸送箱付未開封品の3種類があります。

 こちらは「女神候補生」から杉崎ゆきる「myth〜神話〜」です。画集の他に複製原画とかストラップとかテレカとかCD−ROMとかシールとかカードとかが付いてます。

 中山星香「妖精国の騎士」スペシャルパックです。複製原画30枚の他にクロニクルとかキーホルダーとかポストカード集とか額装複製原画とかが入ってます。

 そういえば「妖精国の騎士」、昨年末に単行本54巻で完結したようです(番外編が少しあるらしいが)。少女マンガで54巻というのは現時点では「パタリロ」に次いで第2位の単行本数ですね。すぐに「王家の紋章に」抜かれるかもしれませんが。秋田書店の少女マンガって長期連載が結構ありますね〜。

 単行本の方は鳥図明児2点。

 

 独特なタッチで、半SF,半ファンタジーを各人でした。最近は作品を見かけないな〜と思っていたら、現在はインドにいるようです。

 貸本は4冊。

 

 まずは滝田ゆう「ヌケタン」。後ろ半分に松本正彦「玩具戦争」が載っています。後期のギャグマンガ風の絵柄で、突然動き出したオモチャに文明の産物を全部食べられてベトナム戦争すら終わってしまうというシニカルな作品です。

 

 こちらは西たけろう「鮫少女」です。赤鮫という知性を持ちテレパシーで会話できる鮫と出会った女が、父親の恐ろしい研究結果に辿り着くというSF作品です。西たけろうにしては実にわかりやすい展開で、今まで読んだ西たけろう作品の中で一番面白いと感じました。

 他は

 

 久呂田まさみ「執念の子」。と店主の勝手な趣味の吉田松美「忍術クソくらえ!」。吉田松美は個人的にすごく好きなんだけどファンが以内のが寂しい(^^;。

 ではまた来週(^^)/~~

 

 

2月3日(土)
天気(晴)
売上(さっぱり)

 

 暖冬の冬ですが、ようやく少し冬らしい寒さになって参りました。

 今週の新着目録もちょっと寒いというか少ないかな(^^;。入荷は置き場に困るくらい入荷しているのですが、目録処理の方がなかなか進まない状況です。

 そんな言い訳しつつ今週の新着目録です。

 まずは雑誌の方は、りぼんデラックス。りぼんの別冊として1975年秋の号から創刊。終刊は1978年春の号。季刊発行として全部で11冊発行されました。

 

 左が創刊号の1975年秋の号。右が週刊号の1978年春の号です。表紙担当は全て一条ゆかりでした。

 りぼん本誌での連載の総集編を主体としており、基本的に執筆陣はりぼん系のまんが家でしたが、ときおり西谷祥子などのマーガレット系のまんが家も混じっておりました。

 

 左は1976年冬の号掲載、西谷祥子「結婚への招待」単行本未収録。右は1976年春の号(人気まんが家デビュー作大特集)掲載、西谷祥子「春子のみた夢」単行本未収録。デビュー作とうたわれておりますが、この作品は厳密には集英社でのデビュー作です。本当のデビューは少女クラブ(講談社)の方です。

 

 単行本の方は、市川みさこ「しあわせさん」1〜5巻。全部初版です。しあわせさんの別名義「オヨネコぶ〜にゃん」は1〜9巻が出ておりますが、「しあわせさん」名義では6巻まで(内容は同じ)の出版です。ちなみに「しあわせさん」は週刊少女コミックス1983年12月9日号から連載されておりますが、コミックスの1巻の収録はオヨヨが登場した回からで1975年5月25日号分から収録となっています。つまりそれ以前の分は単行本未収録です。

 他は

 古くはシャア猫などのアニパロ系で近年は「来訪者」などの子育てまんがで有名な浪花愛の「本当にあった事件シリーズ」。竹書房の4コマ誌でに掲載している読切りシリーズをまとめたもので、今でも連載は続いておりますが、なぜか2巻以降4年たっても続刊が出ません。個人的にすごく好きなんですけどね〜。

 

 こちら左は、あすなひろし「サムの大空」。ありそうでいて意外と出てこない作品です。右は学習まんが系にしてはメジャーな作品、あさりよしとお「まんがサイエンス」1〜9巻。現在10巻が刊行されていて、まだ連載も続いております。でも古書で探すとこれもなかなか出てこない(^^;。

 

 最後に、左が森真理「聖職に死ね!」。右は、内山亜紀絵「ペーパーミッドナイト」。本当はまんがではなくて、組み立てて遊ぶおもちゃ本なんですが。姉妹版で吾妻ひでお絵「ペーパーナイト」というのもありました。ここら辺もやっぱり探すと出てこない本だったりします。

 来週はまた買い取りオンパレードになりそうです。体力持つかな(^^;

 

 

東京都公安委員会許可第301020205392号 書籍商 代表者:藤下真潮