神保町裏通り日記  
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10月27日(土)
天気(台風)
売上
_| ̄|○

 

 季節はずれの台風直撃です。毎年神田古本祭りは雨に祟られます。本当に祟りかもしれない(^^;。

 今週の新着目録です。先週に引き続きの少女マンガ新書と雑誌の方は「ちゃお」です。

 厳密には少女マンガではないのですが(少年マガジン連載)、里中満智子「さすらい麦子」。全2巻で全初版です(ひょっとしたら初版しか存在しないかもしれませんが)。

 

 もりたじゅん「それいけ聖子」。巴里夫「いま何時?」。どちらも意外と出てきません。

 

 りぼんマスコットコミックスの山岸凉子傑作集3冊「ひまわり咲いた」「ラグリマ」「白い部屋のふたり」です。3冊セットにしようかと思ったのですが、「ひまわり咲いた」の状態がも一つ良くないので今回は、ばら売りです。

 「ちゃお」の方は、1981年から1983年まで。もともと「ちゃお」は、1973年頃(正確には不明)に発行された「別冊少女コミック」に付けられていた名称です。1977年になって独立(19977年10月創刊号)しましたが、当初の対象年齢は、「別冊少女コミック」とそれほど変わらない物でした。
 いまのような幼年誌に変化し始めるのは、「ぴょんぴょん」を吸収合体する1992年頃からです。

 当初の主筆は、上原きみこや河野やす子等ですが、直に赤石路代、岡本ゆり、三浦浩子、惣領冬実などの新人が台頭を始めます。

 

 この時期の代表的な作品は、やはり赤石路代「アルペンローゼ」です。「炎のアルペンローゼ」というタイトルでアニメ化されましたが、2クールで打ちきりになる等、アニメの方はちょっと不遇でした。

 路線的には、このようなラブロマンスが主体ですが、いぶし銀のような池田さとみとか刀根夕子などもいました。

 

 左は、ちゃお1981年3月号掲載、池田さとみ「ラスト・メッセージ」。右は、ちゃお1981年7月号掲載、刀根夕子「7月の声」。

 

 他にも、現在ビッグコミックやイブニング等の青年誌で活躍中のくさか里樹や、ダーティペアのケイのモデルとなった元スタジオぬえ所属の瑞原芽理などもいました。

 来週も新書版とちゃおの続きの予定です。

 

 

10月20日(土)
天気(晴)
売上
_| ̄|○

 

 涼しいというよりもちょっと肌寒くなってきました。今年の秋は中間がないな〜。

 今週の新着目録です。先週の仕入れの成果ですが、やはり大トロが全然無くて、せいぜい中トロどまりでした。細川知栄子の「愛の泉」がちょっと良いかなと思ったのですが、結局5巻欠でばら売りになってしまいました。悲しい(T_T)。

 

 

 左上「愛の泉」。全5巻揃わなかったので今回はばら売り。右上はプリンセスの初期に連載された「シンデレラの森」。
  下は「あこがれ」。KCフレンドでは500番台と600番台と2桁番台と都合3回刊行されました。こちらはTVドラマ「花嫁衣装は誰が着る」の放映に併せて復刊された二桁番台のセットです。TVドラマの方は、堀ちえみ主演で1986年にフジテレビ系列で放映されました。

 里中満智子「絵里子」全2巻。状態はまあまあですが、重版なので口絵は付いておりません。

 

 こちらは、ゆうきみちる(井出ちかえ)の「アマゾネス」2種。左が初期カバーで右が後期カバー。初期カバーはコートが弱くスレが出やすいので、あまり状態は良くありません。

 

 左は、久木田律子「こもれびの庭」。右は唯一マーガレットレインボーコミックスのレーベルで出された「あたたか色のクレパスで」です。久木田律子で一番出てきにくい物です。

 久しぶりの「キャンディ・キャンディ」全9巻セットです。初期のタイトル黒で、9巻はピンナップ付ですが、全巻カバー状態はあまり良くありません。

 

 多少レアそうなものとしては、巴里夫「5年ひばり組 6巻」と久しぶりの内田善美「草迷宮・草空間」。

 他はのがみけいとか神奈幸子とか山岸凉子とか細々。

 最近ほとんど入荷しない(させない)男性向けには、坂口尚2冊。

 

 左が「魚の少年」、右は「たつまきを売る老人」。どちらも最近見かけなくなりました。

 来週は新書の残りと余裕があれば「ちゃお」の予定です。

 ちなみに来週の日曜日(28日)は、神田古本祭りが開催されるので、営業を致します。古本祭りに併せて、ご来店お待ちしております。

 

 

10月13日(土)
天気(曇)
売上
_| ̄|○

 

 今週の火曜日に出張買い取りしてきました。ほとんど新書とB6版で5000冊。基本的に少年物が大半なので、店用には100冊くらい抜いて、あとは市場で処分の予定です。そんなわけで昨日から市場作業しておりました。手伝いが一人いたのですが、それでも5000冊処理するのに10時間くらい掛かってます。人件費考えたら合わない買い取りだなと思うと、ちょっとうなだれちゃいますorz。

 そんなわけでしわ寄せ喰らった今週の新着目録です。「漫画の手帳」創刊号〜30号+おまけと別冊2冊、それから少女マンガ雑誌の売り切れ補充です。

 「漫画の手帳」の創刊は1980年6月。30号の発行は1990年1月。刊行周期は当初2〜3ヶ月程度でしたが20号を過ぎた辺りから、年2回程度とかなり不定期になります。
 判型は創刊から17号までがB6サイズ、18号以降がA5サイズとなります。
  30冊でほぼ10年を網羅しておりますが、ちょうど漫画界の激変時期に当たり、通して読むと漫画界の変遷がよく分かります(もちろん偏りはありますが)。

 

 左は創刊号。右は30号。

 

 左は定期購読者のみに発行された、1984年の冬コミで販売された「ないしょの号」(通称であって正式名称ではないです)。右は15号から23号に渡ってリレー連載された「ぬいぐるみ殺人事件」を一冊にまとめた臨時増刊号です。

 10月16日追記:漫画の手帳関係者の方から、「ないしょの号」に関してご連絡が参りました。頼りない記憶で書いてしまい、申し訳ありませんでした(^^;。謹んで訂正させていただきました。ちなみに「漫画の手帳」は、現在でも発行が続いていて、この冬に54号が発行されるそうです。

 雑誌の方は、デラックスマーガレットが3冊、別冊マーガレットが1冊、りぼんが2冊、週刊少女フレンドが5冊、別冊少女コミックが1冊です。基本的には売切補充なので、解説はパスです。

 高橋真琴表紙を並べるという手抜きをやって、今週はお終い(^^;。

 

 

 左上「デラックスマーガレット1968年春の号」。右上「デラックスマーガレット1971年夏の号」。左下「デラックスマーガレット1972年春の号」。右下「週刊少女フレンド1970年3月3日号(10)」です。

 来週は新書コミックス主体予定。レアもの少々でるかな?

 

 

10月6日(土)
天気(秋晴れ)
売上(秋の空)

 

 ようやく空が秋らしくなりました。でもまあ、3日も保たないようですが。東京あたりでは大分涼しくて楽なのですが、九州あたりではまだ30度を超える暑さが続いているようです。本当に温暖化しているなぁ。

 ところで内職その2「WAVE」ですが、ようやく単行本第1巻が出ます。発売日は12月20日(木)です。この単行本が売れると些少ながら監修者にも印税が転がり込むという図式になっております(^^;。そんなわけでよろしくお願いいたしますm(_ _)m。

 とまあ、そんなわけで今週の新着目録です。貸本12冊と1985年から1990年の「りぼん」16冊です。「りぼんの方は追加補充です。

 

 今週の目玉はこれでしょうか。藤本典子(一条ゆかり)「ミラクルタイム」掲載の南条美和「雪の記憶」です。一条ゆかりには珍しいSF作品です。

 こちらは久しぶりの牧かずま。「赤い松葉づえ」第1巻です。前回販売した物より状態は良好です。それにしてもこの本の4巻、5巻はなかなか出てきませんねぇ。

 

 遠藤信一「亡き母の肖像」です。カバーちょっと不良です。それにしても遠藤信一の絵は当時としてはやはり絶品ですね。

 他には

 

 彩田あきらが2冊。1冊は竹中いずみ名義です。彩田あきらの絵はちょっと堅さがあるのですが、個人的には好きな絵柄です。

 短編誌の方は、東邦漫画の「そよ風」第1集と若木書房のこだまが2冊です。

 

 「そよ風」の表紙は高橋真琴ですが、あまり見ないタッチで描かれております。色々と模索中だったのでしょうか。

 

 「こだま」15集は、わたなべまさこを筆頭に遠藤信一、赤松セツ子、巴里夫と豪華メンバーです。

 

 こだま別冊は1959年9月発行の物です。カバーに通巻ナンバーが記載されていないのですが、奥付に2号とあるので、一応別冊の2号と判断しました。わたなべまさこ「あおい湖の物語」は読切り作品です。

 来週は未定です(本当に何も考えていないです)。

 

 

東京都公安委員会許可第301020205392号 書籍商 代表者:藤下真潮