神保町裏通り日記
 
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2020年
9月19日(土)
天気(曇)

 

 引っ越しの前段階の作業中ですが、ちょっとも進まない。悲しい(泣)

 今週の新着目録です。色々準備でバタバタしていて結局同人誌が6冊しか処理できませんでした。(^_^;)

 

 漫画研究会ラブリ発行「ピグマリオン 1」。創刊号だけあって、錚々たるゲストメンバー。ささやななえ・津雲むつみ・萩尾望都・竹宮恵子・深山ゆみ・村松順子・工藤さち子・城章子・水樹和佳・伊東愛子・Do.SATO(佐藤史生)・花郁悠紀子・森川久美。

 

 

 同じく「ピグマリオン 2」。右上の坂田靖子「夢見たものは…」。同タイトルで商業誌発表の作品があります。ストーリー的には同じですが、こちらは1973年2月に作画したものです。初出はおそらく肉筆回覧誌だと思われます。

 東京女子大学漫研会誌「やっはるーっ」6号と14号。

 お次は個人誌でBELNEが2冊。

 

 「BELNE 日本公演ツアーパンフレット」と武道館チケットとおまけのペーパーのセット。BELNEが描いたBELNEというミュージシャンの85年日本公演ツーパンフレットとチケットという同人誌という認識で良いかと(笑)

 こちらは『ぱふ』で連載していたものをまとめてコミティア実行委員会が発行したもの。表紙にペンでサイン入り。

 来週の目録更新は引っ越し作業のためお休みいたします。

 

2020年
9月12日(土)
天気(雨)

 

 

 今月末に倉庫の引っ越しを予定しております。そのため9月20日より27日まで店舗の方をお休みさせていただきます。また目録更新につきましては19日は行いますが26日については、これもお休みとさせていただきます。
 ご面倒をおかけいたしますが、よろしくお願いいたします。

 今週の新着目録です。主婦の友社「ギャルズ ライフ」1980年2月号〜1981年5月号までの16冊です。

 以下の文章は2011年にギャルズライフが2冊入荷した際に日記に書いたものの再録です(手抜きですね(^_^;))

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1984年2月14日、当時の自民党政調副会長だった三塚博が衆議院予算委員会の席上で、この「ギャルズライフ」を含むティーンズ誌5誌を名指しで「性欲雑誌」と糾弾しました。他の4誌は飛鳥新社「ポップティーン」、学研「キッス」、近代映画社「エルティーン」、平和出版「キャロット・ギャルズ」でした。今だったらかなり喧々囂々の大問題になりますが、当時出版界もそんなに過激ではないので、学研「キッス」と平和出版「キャロット・ギャルズ」は翌日にはあっさりと廃刊宣言しちゃいました。残った3誌も誌名変更や路線変更してゆきます。結局残ったのは「ポップティーン」(現在は角川春樹事務所刊行)くらいでしょうか。
 話しを元に戻します。「ギャルズライフ」の創刊は1978年頃(推定)で、上記の事件後「ギャルズシティ」と誌名変更します。それでも結局その後、1年余りで(多分1985年6月頃)廃刊になったようです。

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 マンガは基本的に2本から4本くらいの掲載です。水野英子、倉多江美、大島弓子、山岸凉子、湯田伸子とかの古参から中堅どこまでいろいろです。

 

 

 記事の方もバンドとかファッションとか色々〜(^o^)丿

 今週はこんな感じです。

 来週は同人誌関連です(^o^)丿

 

 

2020年
9月5日(土)
天気(晴)

 

 まだまだ暑いですね。台風10号が接近中です。皆様くれぐれもご注意ください。

 今週の新着目録です。光文社『少女』の付録8冊と集英社『少女ブック』2冊です。それぞれ牧美也子とわたなべまさこが中心です。

 まずは『少女』の付録。1958年〜60年にかけて表紙は内藤ルネのお人形の写真を使っておりました。

 

  

 光文社『少女』の付録で牧美也子「青い十字架」が2冊。上段が1958年5月号、下段が6月号。

 

 

 光文社『少女』付録、牧美也子「少女三人』・上段が1959年4月号、下段が6月号。「青い十字架」から1年で絵柄が結構変わってきてます。

 

 

 光文社『少女』1960年1月号付録。牧美也子「可奈ちゃん」、松本あきら「月の光がゆれるとき」、星城朗二「すずめっ子なつ子」収録。
 ところで「すずめっ子なつ子」の扉欄外に「親のない子を、すずめっ子といいます。」と記載されていますが、店主は初めて聞きました^^;

 

 集英社『少女ブック』1959年6月号付録、わたなべまさこ「みどりの真珠」。

  

 集英社『少女ブック』1962年11月号付録、わたなべまさこ「ミミとナナ」・牧かずま「歌のつばさに」合本。

 

 

2020年
8月29日(土)
天気(晴)

 

 一応検査も終えて病気の方はすっかり良いのですが、検査の途中で別な病気がちょっと見つかりました(^_^;)。治療を急ぐ状態ではないので少し涼しくなった10月半ば頃にでもちょっと入院しようかと考えております。

 それからもう一つご報告が。店舗自体はそのままですが、自宅兼倉庫を9月に引っ越す予定です。理由としてはエレベーター無しの4階の倉庫は荷物の移動がつらすぎる(^_^;)という点です。

 そんなこんなで色々ご迷惑をおかけいたしますが、何卒よろしくお願いいたします。

 今週の新着目録です。まつざきあけみの描き下ろし原画3点です。

 

 それぞれ「ひまわり」、「紫陽花」、「百合」をモチーフとした描き下ろしになります。画材は色鉛筆と効果用のホワイトです。画面上では縮尺がよくわからないと思いますが、サイズは「ひまわり」と「紫陽花」がB5サイズ弱、「百合」は半分のB6サイズ程度です。
 あいかわらす驚異的な描写力です(^_^;)。

 まつざきあけみの原画(今回の3点以外のものでも有効)ご購入のお客様には作者手製のチャームがおまけに付きます(^○^)

 

 来週は雑誌もしくは同人誌あたりで(^o^)丿

 

2020年
8月22日(土)
天気(晴)

 

 先週はたいへんお騒がせいたしました。無事退院しました。体調完全には戻っていないし来週はちと検査もあるのですが8割方は復帰できました。よろしくお願いいたします。

 今週の新着目録です。1956年から1966年までの「りぼん」11冊です。

 

 

 現状当店で扱った一番古いりぼん増刊号になります。りぼん1958年お正月増刊号。増刊号なので基本読切中心です。おざわさとる「白雪天使」。鈴木光明「黄バラ紅バラ」、永島慎二「ほのおの剣士」等。

   

   

 横山光輝関連ちょっと多し。上からりぼん1958年10月号と11月号の「紅ばら黒ばら」。1959年2月号と9月号と1960年4月号の「おてんば天使」。1962年1月号「東京プリンセス」新連載。

 りぼん1959年11月号、おざわさとる「そよ風さんこんにちは」。

 りぼん1959年2月号、手塚治虫「あけぼのさん」。

 りぼん1959年8月号、作者不詳「クロンボってよばないで!!」。作者不詳というか作者名の記載がないのです。たまに企画モノでこういうことがあります。絵柄的には入江しげるのようですが、きちんとした確証は得られていません。

 

 りぼん1960年4月号、赤塚不二夫「ハッピィちゃん」。

 最後はりぼん1962年1月号、牧美也子「マキの口笛」。

 今週はこんなところで(^o^)丿

 

 

 

2020年
8月15日(土)
天気(晴)

 

 

 店主ただいま消化器系の病気で入院中です。大腸憩室出血という疾患で現在は出血もありませんし、経過も良好ですので週明けには退院できる様な状況です。

 そんな状況ですので今週の目録更新はお休みさせていただきます。

 結局お盆休みとったみたいな感じになってしまいました(汗)

 

 

2020年
8月8日(土)
天気(晴)

 

 暑いですね。当店はお盆休み無しで営業予定です(帰省を自粛したので(^_^;))

 今週の新着目録です。田中美智子の貸本11冊です。

 すべて若木書房のA5ソフトカバーで学園シリーズが4冊、若草文庫が7冊です。

 

 

 学園シリーズは「学園は花盛り」、「ロマンス学園」、「学園二重唱」、「学園のエース」の4冊。

 

 

 

 若草文庫は「母と子の歌」、「夏の虹」、「暖かき母の胸に」、「北かぜ南かぜ」、「むらさき色の思い出」、「学園讃歌」、「兄妹のメロディー」の7冊。

 田中美智子ほど活動の規模と知名度が比例しない漫画家も珍しいと思う。それほど一般の知名度は低い。
 活動時期はかなりの推測が入るが、1950年代末から1972年頃まで。初期は金竜出版、金園社、わかば書房、三島書房などの関西系、中期になるとあかしや書房、若木書房が中心となる。また貸本漫画が衰退しはじめた60年代後期から70年代初期には小学館の学年誌や集英社りぼんなどでも活躍する。単独名義の単行本は若木書房のものだけでも100冊近く存在する。短編などでの発表も含めれば最低でも300を超える作品を発表しているはずである。
 それにも拘わらず現時点ではほぼ無名の作家となっている。出版した作品数を考えれば当時はかなり人気があったはずで、若木書房の元社員も人気を裏付ける発言をしている。それなのにそれなのに、なにゆえ今はほぼ無名となってしまったのか。今後の研究が待たれる作家である(あ、他力本願(^_^;))。

 

 

2020年
8月1日(土)
天気(晴)

 

 コロナ収まりません(泣)

 今週の新着目録です。貸本漫画13冊(うち短編誌3冊)です。

 木内千鶴子が4冊。

 

 

 左上がひまわりブック167「おとめの星」、右上がひまわりブック223「いつわりのばら」、左下がひまわりブック393「ふたつの花びら」。右下は短編誌なんだけど実質個人誌「こけし 別冊18 木内千鶴子:愛の灯を永遠に」。

 鈴原研一郎が2冊。

 

 曙出版「愛の詩集・第2部・留美の章」と「とびだせエレン!」。「とびだせエレン!」は週刊マーガレット1966年47号〜連載された作品をまとめたもの。

 

 左がひまわりブック283・高階良子「星の口笛」。長編としてはデビュー後おそらく3作目。右は本村三四子「春風のうた」。

 むれあきこが3冊。

 

 愛と涙のシリーズ2「青いつぼみ」、愛と涙のシリーズ3「あしたの虹」、愛と涙のシリーズ12「夢みるひとみ」。

 あとは短編誌。

 

 第一プロ発行「学園 3号」。丘けい子「踊れシルフ」収録。

 曙出版「花びら 5号」。本村三四子「おかしなおかしなおかしな冒険」収録。

 来週は未定(^_^;)

 

 

2020年
7月25日(土)
天気(雨)

 

 

 東日本の梅雨明けはまだ遠そうです。また米不足なんて自体にならなければ良いのですが(;´Д`)

 今週の新着目録です。画集1点、単行本2点、雑誌4点、ああ少ない(^_^;)

 画集は1点。内田善美「ソムニウム夜間飛行記」。カバーコンディションがいまいちなのでお安めに。一応帯はついているのですがジャンクに近い状態なのでオマケと考えてください。

 楳図かずお「洗礼」。秋田コミックセレクション版の全3巻です。秋田版は表紙描き下ろしみたいですね。実際作中にはチェーンソーは出てきません(^_^;)

 川崎苑子「りんご日記」。集英社SG版全3巻。各巻末の描き下ろし近況日記が楽しい。

 週刊少女フレンドは4冊。今回新規入荷が3冊あり。

 

 週刊少女フレンド1963年9号。ちばてつや「ユキの太陽」。連載中「ユキの太陽」の扉はほぼカラーだった。

 

 週刊少女フレンド1964年9号。梶原一騎・東浦美津夫「ふりそで剣士」。東浦の絵はこの時期が最高だったような気がします(個人的趣味入ってます)。

 

 週刊少女フレンド1965年33号。読切で青池保子「ミラ」と北島洋子「クローバーの丘」掲載。

 来週はまた同人誌かな(^_^;)

 

 

2020年
7月18日(土)
天気(雨)

 

 梅雨がまだまだ明けません(泣)。流石に肌寒い今日このごろです。

 今週の新着目録です。同人誌個人誌が中心と原画1点。

 原画は勝川克志のものが1点です。

 18×25cm(約B5サイズ)、水彩、サイン・落款入です。

 マンガ社発行「ちょんまげ倶楽部 1号」。マンガ社の代表に日野日出志の名が記載されているけれど、どのような関わりだったのかがちょっと不明。何号まで出たのかもちょっと不明。

 

 勝川克志の魔法堂発行「可愛い悪魔」。手製本で箱入り。可愛い本です。

 同じく魔法堂発行「りりこ・ロボ太の冒険飛行」。フルカラー絵本です。

 はしもとさちこが3冊。

 

 SF好きで可愛い絵。主にSF大会で有名なはしもとさちこ。「SF少女エフ子ちゃん」「SF少女エス子ちゃん」「SF少女エス子ちゃん 2」。

 今週はこんなところ〜

 

 

 

2020年
7月11日(土)
天気(晴・雨)

 

 梅雨がなかなか明けません(泣)

 今週の新着目録です。同人誌個人誌が中心。

  

 品川るみ「アルマジロの森」。漫画家というよりもイラストレーターとしての活動がメインの方でした。最近は氷住羊名義で少しだけジャンルを変えて活躍されております。

 こうの史代の同人誌4冊。

 

 こうの史代「すずしろ帖」。飼っていたインコすずしろについての同人誌です。チラシの「のののーとその3」付きです。

 

 こうの史代「ののの 二」。ちばてつや賞佳作受賞作「のの」と「七人の神様」を収録。チラシの「のののーとその4」付きです。

 

 こうの史代「手紙」。「手紙」と「けんか」二篇を収録。チラシの「のののーとその13」付きです。

 

 ほか2点は再録集の「ごらんのとおり」と「こっこさん」総集編(同人誌版)です。

 

 

 山田参助が4冊。「青少年の心と身体」、「ちょっと休息して四発」、「若さでムンムン」、「ああ、男性自身」。

 くり鋭斗「ロッキー・モリー・コミック・ショー」。特に解説が思いつかない(^_^;)

 

 範松那奈美(中森ばぎな)「ピンクハウスで一晩中」。白倉由美「セーラー服で一晩中」のパロディみたいなやつですね。右は蛭児神建編集の「SMロリータ 幼女嗜好臨時増刊」。

 来週も同人誌(・∀・)

 

 

 

 

2020年
7月4日(土)
天気(曇)

 

 

 コロナの方もそろそろ落ち着くかなと思ってたのですが、やはり長期戦のようですね。イベントに関してはいろいろとまた見直したいかと思います。

 今週の新着目録です。週刊少女フレンドが2冊と同人誌。

 

 週刊少女1965年4号です。細川知栄子「雪姫物語」読切と石森章太郎「金色の目の少女」前編・

 

 週刊少女フレンド1965年9月28日。この時期には珍しい高橋真琴の漫画作品「白ゆりの城」と北島洋子の連載「ロレッタ」。

 お次は同人誌。

 

 

 トラブルメーカーのメンバーが中心になって発行した「ラピス」創刊号。一丸、酒井美羽、佐々木淳子、早坂未紀、石綿周一と豪華な参加メンバー。2号以降発行があったのかはちょっと不明(^_^;)

 

 グライフ出版発行の「グライフ」創刊号。けい−もと(河本ひろし)、みんだ★なお、影次ケイ、すくりんとん、島崎れむ。裏表紙には吾妻ひでおとこちらもメンバー多彩。商業出版を目指していたようですが、2号目については不明(^_^;)

 

 

 水縞とおる&河内実加・BURUME&ARTHUR「はれたり…くもったり…」。ザブングルの二次創作本です。

 

 こちらも二人集「まあちゃんとみにら」8号。一条真沙子が「まあちゃん」で希静けいが「みにら」だそうです。

 

 最後はあず漫画研究会発行の「あず」6号と現代マンガ図書館発行「漫狂(まんきち)」創刊号。ただし創刊準備号があるので通巻は2号目。

 今週はこんなところで〜。

 

 



東京都公安委員会許可第301020205392号 書籍商 代表者:藤下真潮