神保町裏通り日記  
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5月30日(土)
天気(雨)

 

 ここのところ雨が続きます。実は梅雨に突入?

 別冊マーガレットを中心としたマーガレット系(デラマ、増刊、週刊など)が大量入荷と近所の出版社からの資料用マンガの買い取り品です。別マに関しては大量にあるので来週以降も引き続きアップします。

 今週の新着目録です。今週はりぼんとデラックスマーガレットとマーガレット増刊号と別冊マーガレット1973年から1976年までです。あとは単行本が7冊ほど。

 

 デラックスマーガレットは6冊。1967年の通巻2号から1973年秋の号まで。左は1970年夏の号の表紙。高橋真琴の表紙が美しいです。右はその号yに収録された矢代まさこ「ジュンの奇妙なホリディ」。単行本未収録です。

 

マーガレット増刊号は1966年夏休み増刊と1968年夏休み増刊の2冊。上の画像は1968年夏休み増刊号。高橋真琴の絵物語「心のともしび」。個人的には高橋真琴のこの時期の絵が一番好きです。下は同じ号の大島弓子「真夜中のきせき」。単行本収録時には「ペールの涙」と改題された作品でデビュー2作目の作品となります。

 別マに関してはほとんど売切補充で新規がありません。上の画像は別冊マーガレット1975年4月号掲載、美内すずえ「忍者屋敷に春がきた」です。数少ない単行本未収録の1作です。

 単行本は微妙なレアさ加減のモノを。

 

 左は立原あゆみ「地球儀の海」。リリカ掲載マンガだったので通常と逆開きです。ちなみにこのサンリオコミックスレーベルは、牧野和子「ホクロ天使」を含め2冊しか出ませんでした。

 右は少女コミックで活躍した、野崎ふみこの「ムサシが走る」。みき書房CFコミックスとこれもあまり見ないレーベルです。

 

 左は廣済堂ソリティアコミックスの、べるね「椿姫子」。あまり”べるね”らしくない(^^;1冊です。右は伊藤愛子「Tabie!」。末期の作品集でこれもあまり出てこない1冊です。

 来週はまた別冊マーガレットです。処理の都合上ダンダンと古くなります。それからマーガレットコミックスのビニカバ版時代のモノを少々出す予定です。来週は南部の大市と重なるのでどの程度の量をアップできるかちょっと不明です。

 それでは、また来週(^^)/~~~

 

 

5月23日(土)
天気(晴)

 

 地球温暖化を実感できる暑さです。まだ5月なのに、毎日暑いですね〜。

 今週はちょっと大量の雑誌の買い取りがありました。古いものが多く、状態チェックに時間が掛かり新着目録にしわ寄せがきました(^^;

 ソンなわけで大変申し訳ない今週の新着目録になってしまいました。コミックスは講談社なかよし系がちょっとと後は雑誌付録。

 

 まずはコミックスから。左は、あべゆりこ「わんころべえ」です。通巻表記がありませんが、1巻目にあたります。わんころべえは、なかよし1976年1月号から連載を開始し、現在のなかよしでもまだ継続中で、少女漫画の中では最長寿の連載作品です。33年も続いている割には、単行本はわずか3冊とほとんど存在しておりません。

 右は、一部でゾンビ漫画家と呼ばれる井上宣の「黄金のペリカン」です。井上宣の単行本では一番出てこない物だと思います。

 付録の方はりぼんとなかよしがちょっとずつ。

 

 詳細は目録をどうぞって、手抜きすぎ(^^;

 来週はまた1960年代位の古い雑誌を出せるように頑張りますm(_ _)m。

 

 

5月16日(土)
天気(晴)

 

 暑かったり涼しかったりと目まぐるしい天気です。NHK21時45分頃の天気予報的に言えば、春ちゃんと小夏ちゃんがせめぎ合っていると言えましょうか。意味不明な方はこちらのYOUTUBE動画をどうぞ。

 今週の12日にざちおさん(商業ペンネーム小谷あたる)の3冊目の商業単行本が発売されました。

小谷あたる「眠り姫のはぐはぐ 第1巻」双葉社刊。どうぞよろしく。

 そんなところで今週の新着目録です。週刊と別冊に別れる前の古い「少女コミック」と古い「週刊少女フレンド」、それから全然毛色が変わって白夜書房の「いけないCOMIC」。今回は全般に状態良い物多いです。雑誌以外は「りぼん」と「なかよし」の付録グッズ系です。人気のときめきトゥナイトとかセーラームーンもあります。

 

 左は少女コミック1969年4月号表紙。こうして見るとこの時期の「別冊マーガレット」にレイアウトがよく似ております。右は細川知栄子「春さくアドニス」絵物語。ひょっとして細川知栄子の小学館初仕事かも知れません。

 

 カラー扉もちょっと多め。左は上原きみこ「ローマのバカンス」。右はわたなべまさこ「湖のオデット」。100%の確証はありませんが、おそらく「湖のオデット」は単行本未収録です。

 こちらは、小学館の学年誌などでホラー作品を描いていた菅原亘(わたる)の「血をすう腕」。独特のタッチで、店主はお気に入りのマンガ家でした。

 お次はフレンド。1963年32号から1964年11号までの7冊ばらばら。

 

 こちらもカラー扉を紹介。左は1963年44号掲載、東浦美津夫「ふりそで剣士」。右は1963年52号掲載、北島洋子「ナイルの王冠」。この当時マンガの4色カラーページは1ページしか割り当てがなかったので、カラー扉は結構貴重です。

 

 バレエやお姫さま物が大人気だったのもこの頃。高橋真琴の栞や、森下洋子のピンナップなども。どちらも1963年44号掲載の物です。

 今週は付録の方も出しました。売切補充もありますが、ときめきトゥナイトやセーラームーンの新規もあります。

 

 こちらが、りぼん1990年2月号付録「なるみちゃんハンディクラフトボックス」。

 

 他にりぼん付録では、柊あおいと水沢めぐみ。左は「水沢めぐみのメロディメモパッド」。右は「香澄ちゃんランチクッキングレター」。左は変形メモパッドで、右は変形レターパッドです。制約が多い時代の付録の方が意匠が凝っていたりしますね。

 

 なかよしの方は絵葉書セットとかセーラームーン関係です。なかよしの付録は正確な発行号数が分からないものもあります。普通は隅の方に何年何月号と書いてあるのですが、なかよしの場合記入がない物が多くて不明だったりします。

 来週もりぼんとなかよしの付録の続きが続きます(^^;

 

 

5月9日(土)
天気(晴)
売上
_| ̄|○
_| ̄|○
_| ̄|○
_| ̄|○
_| ̄|○
_| ̄|○
_| ̄|○
_| ̄|○
_| ̄|○


 

 GW明けました。自営業者にあるまじき長いお休みをして、何をやっていたかと言えば得に何もしておらず、高校時代の友人と小規模同窓会したり、亡くなった友人の墓参りしたり、適当に近所の古書店めぐったり、同人誌即売会に行ったり位です。充実しているのかだらだらしているかは判断に迷うところです。

 そんな割には今週の新着目録、件数少なめ(^^;。雑誌はキャンディキャンディ時代の「なかよし」とセーラームーン時代の「なかよし」で26冊。雑誌以外は単行本1冊と田舎の倉庫から持ってきた同人誌が1冊。

 1970年代なかよしは、毎度おなじみ「キャンディ・キャンディ」。毎度おなじみなので得に解説とかはパス。

 1990年代なかよしは、なんと言っても「美少女戦士セーラームーン」。古書的にはなぜか1990年代の「なかよし」はあまり出てきません。今回のは状態も良いのでお薦めです。

 

 この時期のなかよしには、他に「魔法騎士レイヤース」とか、「きんぎょ注意報!」とか「星の島のるるちゃん」とか、色々ヒットした作品が目白押しです。

 てなわけで雑誌はあっさり。

 普通の単行本はこれ1冊。樹村みのり「病気の日」。主婦の友社ロマンコミックシリーズの1冊。帯付はちょっと珍しい。

 今週のお薦めは同人誌。

 南房秀彦「うんこの町のメリー」。1996年の刊行。比較的有名なカルト作ですが、あまり出てきません。絵柄やタイトルなどはキワモノ的に感じますが、なかなかどうしてストーリー的には破綻がなく独特なペーソスが感じられて、同人誌としてはまず傑作の部類だと思います。

 来週はとりとめなく雑誌とか単行本とかで、時間的余裕があれば、りぼんやなかよしの付録を出したいと思っております。

 

 

東京都公安委員会許可第301020205392号 書籍商 代表者:藤下真潮